みやび通信

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G-MODEアーカイブス15 ちゅら島暮らし(switch)

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G-MODEアーカイブス15 ちゅら島暮らし
ジー・モード
2020年9月10日
Nintendo Switch

 

G-MODEアーカイブスは株式会社ジー・モードが手掛けたフィーチャーフォン(以下ガラケー)アプリゲームをNintendo Switchに移植するプロジェクトで、今作『ちゅら島暮らし』は15本目のタイトル。

調べてみると2011年に配信された『ちゅら海物語』をバージョンアップしたものの移植っぽいです。

 

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都会暮らしに疲れた若者が新しい暮らしを求めてやってきたのは沖縄によく似た架空の島「ちゅら島」。

 

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この島で14日間過ごすことでゲーム一周クリアとなります。

はじめは地元の人たちの言葉(琉球語)すら理解できずにいた主人公も人々との会話を方言図鑑に記し、日々の交流を通して「シマンチュ」として島に溶け込んでいきます。

Rボタンを押すと「ハイサイ!」という挨拶が出来るのですが、これと同時に出る音声が脱力系でとても良かったです。

会話はキャラクターに接触するだけで始まってしまうので、会話を送る際のAボタンで延々とループしがちなのが難点。

 

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主人公がノートパソコンでブログを書いているという設定も当時の環境が反映されていて面白いです。自分のブログを読んで島に観光しに来た読者と遭遇する熱い展開も⁉

島で様々な発見をすると「釣魚図鑑」「方言図鑑」「食べ物図鑑」が埋まっていき、達成率が上がるごとに称号がもらえる仕組み。

 

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マップはそれほど広くありませんが、ミニゲームは意外と豊富で驚きました。しかも、ちゃんとそこそこ面白い。解放条件も島民の友好度と紐付けされていて、一つのゲームとして整合性がしっかりと取れていて完成度は高かったです。

 

感想

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 今でこそ家庭用とスマホアプリのゲームの棲み分けというものがある程度されているものの、ガラケー時代は今作のように流行のゲームを無理矢理落とし込もうという無茶な企画が通り、それでいて真面目に丁寧に作られているのが微笑ましく感じました。

 

  

 

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