マニュアル・サミュエル 〜死神との約束〜
Perfectly Paranormal
2018年11月1日
PlayStation 4、 Nintendo Switch、 Linux、 Xbox One、 Microsoft Windows、 Classic Mac OS
switch版『マニュアル・サミュエル 〜死神との約束〜』ストーリークリア後の感想です。
ノルウェーのスタジオPerfectly Paranormalによる開発で、PCでの初リリースは2016年10月11日。switchでのローカライズは日本語字幕で吹き替えは無し。
ストーリー
主人公「サム」は大企業の社長を父に持ち何不自由ない生活を送っていました。
しかしデート中、不慮の事故で命を落としてしまいます。
地獄で死神の「デスオ」と取引をしますが、その取引の内容とは「生き返らせる代わりに24時間マニュアル生活で過ごす」というもの。
そして始まるサムの過酷なマニュアル生活!
皮肉たっぷりにまくしたてるナレーションと頭のおかしいキャラクター達に囲まれた無気力人間サムを操作して日常を生き抜きましょう!
マニュアル操作
自動車のマニュアル操作のようにサムを操ってゲームを進めて行くのですが、呼吸するにはⓎボタンで息を吸いⒶボタンで吐き出さなければならず、Ⓑボタンで瞬きをしなければ目が赤くなりゲーム画面もぼやけてきます。
歩行ももちろんⓁⓇを交互に押していかなければならず、ミスすると転んでしまいます。
シャワーで身体を洗わせてからのトイレという明らかにプレイヤーを挑発するような展開が続き、失敗を見越したかのようなナレーションが流れます。
車の運転もマニュアルです。クラッチとアクセルを踏んだ状態でクラッチペダルをゆっくり離すというアレです。ブレーキやギアチェンジもいちいち面倒ですが、運転している間もサムに呼吸や瞬きをさせなければなりません。
まあ、そんな感じで最後には強化スーツを着て地獄の魔王と戦って終わりです。
まとめ
久しぶりにゲームをやっていて声を出して笑いました。めちゃくちゃ面白かったです。イギリスに近いノルウェーらしいブラックジョークが満載で、主人公サムを腐しに腐すナレーションが途切れることなく流れ、操作することの馬鹿馬鹿しさを増しているのがとても良い。
難易度高めの場面もありますが、ゲームオーバーになるわけではないのでストレスは感じませんでした。
次から次へと場面が移り変わり、あっという間にクリアしてしまいましたが展開がスムーズで満足度は高い。
ここまで馬鹿馬鹿しさに徹してくれたら何も文句はありません。最高!
Manual Samuel ™ & © Perfectly Paranormal. Licensed by Curve Digital. Licensed to and published in Japan by Teyon Japan.