L.F.O. -Lost Future Omega-
大福フューチャーラボ
2017年12月28日
Nintendo switch
『L.F.O. -Lost Future Omega-』クリア後の感想です。
switchの購入ページに記載されていた
同期するサウンド、同期する未来。
プレイヤーのアクションに、画面の変化に、
サウンドが同期し、音楽が奏でられます。
また、プレイヤーが選んだ過去のステージの一部の音が、
次のステージでも引き継がれます。
という説明文に興味を惹かれて購入。
音楽系のゲームがやりたかったんですよね。
ヘッドフォンを装着しプレイしてみると厚みのあるテクノサウンドが気持ち良い。
自機の形ははっきりとは描かれていませんが、世界観的にPS版『攻殻機動隊』のような印象を受けました。
開発者のブログ「大福未来研究所」を読むと、普段は会社員として働きながらDJ活動にも力を入れているようで、音楽が本当に好きなことが文章からもゲームからも伝わってきます。
ただ、2018年に本業のほうでいろいろあったらしく鬱病になり、現在ブログも1年近く止まっている状態でした。大丈夫なのでしょうか…
ベースとなる音楽がずっと鳴っていて、2種類の弾を撃つことでハイハットやスネアの音が加わりプレイヤーが演奏に加われるようになっています。敵の種類によってこちらの弾が当たった時の音が変わるのも面白いです。あと、switchならではの振動も音楽と連動していて臨場感を高めてくれます。
ずっとやってて、曲は変わるのですが風景がほとんど似た感じで敵の種類も序盤に出尽くしてしまったようです。上下左右の移動もわかり難く、かといって難易度もそこまで高くないので眠気が…
気を取り直して無敵の「OKIRAKU Mode」で遊んでみることに。
敵の弾を全身で浴びながら目を閉じたりして、ここぞというタイミングでドラム音を叩き込む「にわかDJスタイル」でステージを完走してみると、純粋に楽曲の良さや幻想的な映像が体験出来て結構良かったです。
ちなみにもうひとつの「NORMAL Mode」では一回の被弾で即死します。
作者的にはどう遊んでもらうのが理想だったのでしょうか…
あと、ステージの境目が曖昧なので「過去の一部の音が引き継がれる」というのが正直よくわかりませんでした。
最終ステージを抜けると美しい景色と共に「ほとんど一人で作った...」というようなメッセージが表示され、笑ってしまいました。
switchの購入ページには他にも
Feature 3
You Can Do It!
気楽に音と遊びたい人へ。
と書いてあり、本当に何か、真面目な人が一生懸命作ったんだろうなあ…と思ってしまいました。
これたぶんもっとお金をかけてVRで出せば素晴らしい作品になったに違いありません。
なんなら、バーチャルボーイでもいいです。
不思議な印象が残るゲームでした。
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