
SCP: CONTROL ERROR
Chieftain Artworks
2025年11月27日
Linux、Microsoft Windows、Nintendo Switch
本作『SCP: CONTROL ERROR』は、デラウェア州ウィルミントンを拠点とするChieftain Artworksによるインディゲーム(尚、SNSのプロフィールでは拠点がValley of sinners(罪人の谷)となっている)。
以下、クリア後の感想。
※Switch2での動作確認済み
※ネタバレなし
プレイヤーは「バリー・ギッティングス」という男性を操作して、冷戦時代に設立された遠隔地下施設「ヴォルテックス・コンプレックス」で行われている実験に参加する。
SCP的にはアイテム番号: SCP-161-JPに使われていた実験施設が1985年に再稼働したという設定なので、興味のある方はSCP-161-JPを履修しておくとよい。

ゲームが始まると、最初に通される部屋で頭を抱える被験者らしき男が座っているが、話しかけることは出来ない。
そこからプレイヤーは様々な認知試験を受けるべく、複数の部屋に仕掛けられた謎を解きつつゴールを目指す。

道中では、この施設で行われていた奇妙な実験に関する不穏な文書が散見され、こちらの不安を煽る。

要するに、ゲームとしては単純な脱出ものなのだが、そこにSCPという設定を加えることでホラー的な味付けがされているに過ぎない。
部屋から部屋へと渡る際に通される廊下では謎のガスを吸わされ、こちらの正気が試される。
脱出ゲームとしてはそこまで面白くはないが、SCPの世界を体験できるシミュレーターとしては不気味さと理不尽さを楽しむことができるだろう。
攻略メモ
ボタン=壁を調べる
色=左からピンク、黄、緑、水
像=全て内側に向ける
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