みやび通信

好きなゲームについて色々書いていきます。たま~に攻略記事あり。

ゲーム好きなら観ておきたい映画『クロニクル』

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クロニクル

2012年

アメリカ映画

監督 ジョシュ・トランク

 

あらすじ

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病気の母親と無職で暴力的な父親の元で孤独を感じながら暮らす高校生のアンドリュー少年(左)。学校まで車で送り迎えをしてくれる従兄弟のマット(中央)にも心を開けない。

ビデオカメラで自分の日常を撮ってネットに投稿することを唯一の趣味としているアンドリューはマットの勧めで学生主催のパーティーへと出向くが、そこでマットとその友人であるスティーヴ(右)と共に妖しく光る石を見つける。

そこで不思議な体験をした三人はある特殊能力に目覚めるのだが…。

 

映画の撮影手法としてはPOV方式とも呼ばれますが、正式には『ブレアウィッチ・プロジェクト』や『クローバーフィールド』のように撮影者が自分のカメラで撮った素材が後々発見されたものを観客が見ているような作りで、こういったものはファウンド・フッテージ形式と呼ばれています。

本作はジョシュ・トランク監督のデビュー作で前半部分の高校生の日常部分にはあまり予算がかけられていないのですが、こういった低予算部分と高校生の日常を描く方法としてファウンド・フッテージ方式が効果として絶妙なリアリティを出すことに成功しているように思います。

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主役のアンドリューのカメラ趣味も友人が少ないので自撮りが多く、映画の進行によって彼が自分のカメラへ向ける表情や撮り方を見ていくと、学生生活や家庭環境の悪さから彼が屈折した想いやナルシシズムを肥大化していく様子がわかりやすく伝わってきます。

割と暗めのイケてない高校生の自我を表現する際に「自撮り」という手法を使うのは、ゲームで言えば『ライフイズストレンジ』の主人公マックスがセルフポートレイトを撮り続ける行為でも使われていて、この映画を『ライフイズストレンジ』の男の子バージョンとして観てみるのもおもしろいと思います。

 

監督自身が大友克洋の大ファンで、役者にも『AKIRA』の映画を見せて演技指導したのだとか。今作は大友オマージュとしての超能力が後半に大爆発しているのが大きな見所になっています。

アンドリュー達の身に付けた特殊能力は鍛えれば鍛えるほど強くなっていくのですが、他の2人に比べて友人も趣味も少ないアンドリューだけがどんどんレベルアップして強くなっていくんですね。

そしてある事件をきっかけに闇落ちして能力を悪い方向へ使うようになっていくのですが、そのきっかけが「童貞喪失に失敗する」というもので。

この映画、こういった描写が本当に最高。

最初に3人が能力に気が付いた時にしたことがキャッチボールとかスカートめくりだったりと、非常に微笑ましくて。

童貞喪失に関しても、ちょっと前に他の2人の女関係の自慢話みたいなのを聞いてて焦っちゃうんですよね。

こういう大人からしたら「そんなことで…」と思うようなことでもちゃんと10代の切実な問題として描いているところが素晴らしいです。

 

アンドリューが覚醒する時にデビッド・ボウイの『ジギー・スターダスト』という曲がかかるんですけど、この曲はデビッドボウイが自分で作り出して演じていた架空の救世主「ジギー」というキャラの事を歌った曲で、ボウイ自身はこのキャラにのめり込みすぎておかしくなっていた時期もあって、この時のアンドリューの気持ちと重ねているんですね。

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他の2人は読書とか政治家志望などの趣味や夢があるんだけど、アンドリューは基本ネットしか見ないからあっという間に闇に落ちていきます。それもすごく単純な厨二病みたいなやつ。

ネタバレになるので映画の全ては語りませんが、私が素晴らしいと思ったのはやはり10代の未熟さや暴走をきちんと茶化さないで作っているところです。

結果、笑ってしまうんですが。

 

『ライフイズストレンジ』と比較すると、アメリカの学生生活の描写や、10代の発想と超能力が結び付いて起こってしまう結果のリアリティなど多くの共通点があります。

しかし一方の『ライフイズストレンジ』は女子の話でセンチメンタルな方向へ話が進行していくのに対して『クロニクル』は男子の厨二的な方向へ行くという、リアリティとしてはどちらもあるんだけど男女の違いでここまで観てる方の心の持ちようが変わるのかという面白さがありましたね。

 

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ゲーム好きなら観ておきたい映画『アフターショック』

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アフターショック

2012年

アメリカ映画

監督 ニコラス・ロペス

 

あらすじ

アメリカからチリに観光旅行に来ていたグリンゴはガイドのポヨとアリエルと3人で昼はワイン作りなどの観光を楽しみつつ、夜はナイトクラブでナンパ三昧。

そこで知り合った美人姉妹とその友達。男女3対3のカップルが成立し楽しい夜になるはずが巨大地震に襲われる。

地震により街中はパニック状態。近くの刑務所から凶悪犯が大量に脱走して警察も手におえない状態に!果たしてグリンゴたちの運命は…!?

 

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 監督はチリ人のニコライ・ロペスだが、脚本とグリンゴ役の役者として出演しているのは『ホステル』で監督を務めたイーライ・ロス(写真中央)。今作でも容赦なく胸糞悪い展開があるのでご注意を!

ガイドのポヨ(写真左)は背が低く小太りでヒゲ面なのだが、ちゃんとスーパーマリオっぽいTシャツを着ている所がポイント!

自然災害パニックものとしてはあくまでも大げさにエンターテイメントとして扱ってはいるが、知らない街(国)で災害に遭遇した時の緊迫・絶望感や、地震が起こる前に出会った人たちとの交流の中での善い行い・悪い行いが震災後のルートの中でしっかりと因果応報として回収されているところが選択肢のあるアドベンチャーゲームっぽくて良いです。

 

本作の「知らない街で地震に襲われる」というシチュエーションは『絶体絶命都市4』と全く同じで、『絶体絶命都市4』の中で起こるトラブルとも一部重複している部分もあるので違いを楽しんでみるのも面白い。

しかしどちらかというと『ファークライ3』の「観光に来たけど海賊につかまって、想定できるあらゆる悲惨な目に合う」という展開に最も近いかも。

ファークライ3』の主人公たちとの共通点としてある「親のカードで遊びたい放題」も、本作ではガイドのポヨが親の金で観光地の地元民に威張り散らしていることが後に仇となってしまうことが描かれていて面白いです。

ゲームと違い誰が主人公なのかがはっきりと明示されていないので、最後まで誰が生き残るのか?グループの半数以上が現地で出会っているので誰を信用できるのか?など、ゲームでは味わえない緊迫感が最後まで続きます。

 

『ホステル』はホラーの新しい表現を提示した作品で、イーライ・ロス関連の映画は今後もパニック系のゲームに大きな影響を与え続ける事必至なので、この作品をきっかけに鑑賞していくのもよいかと思います!

 

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『絶体絶命都市4Plus』発売記念イベントレポート

本日2018年11月22日に行われた、ゲーム『絶体絶命都市4』の発売記念イベントの様子をプロデューサーである九条一馬さんの発言を中心にざっくりと紹介します。

 

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まずは司会の方から九条さんへのインタビュー。

終始物腰が柔らかい九条さんが着ているのは絶体絶命都市Tシャツですね。

※以下青い文字が九条さんの発言です。

 

・1~3では主人公だけが逃げる作品だったが『4』はPS3ということで沢山の人たちが逃げるというものがやりたかった。それと同時に理由があって逃げれない・逃げ切れない人も描きたかった。

 

・8年間ファンが待っててくれて支えになった。僕らだけでは倒れていたと思う。

 

PS4用に作り直したけど基本は変えていない。テーマ的に変えたくなかった。

 

・当初は立体テレビを想定していたがVRが出たのですぐに試した。VRは使いまわしではなくてVR用に作った。

 

・開発は3年くらい前から(『4』の)PS3版を見ながら作った。開発当初から時代が色々変化していて当時はガラケーだったものをスマホに直したり、株券も今は電子化したので契約書のような形に置き換えた。

 

・選択肢は考えるより作る人の方が大変で伝えるのに苦労があった。みんなが僕に気を遣ってくれて「これは…面白いとは思うんですけど...似たの2つ必要ですか」とか言われた(笑)

 

質問コーナー

 

(質問)いちばん力を入れたものは?
・悲しい部分の演出とエンターテイメントとのバランス。バカゲーと言われるのは個人的には嬉しい。

 

(質問)好きなコスチュームは?
・メイド服の男性用。レオタードは好きでとにかく出したい。自分がバグチェックする時は必ずレオタード着用(笑)

 

(質問)リメイクでの苦労は?
・むしろ今の方が技術的には作りやすい。1の時の方が苦労した。ただ、誤魔化しはきかなくなった。

 

(質問)QUOカードをまた出して欲しい
・別ゲーでデザインしたんですけど会社の方から止められました。頼んでみます(笑)

 

(質問)今回の特典のグッズ販売はあるか?
・ないです。でも通販の担当の人に一応頼んでおきます。

 

(質問)ゲーム内の季節を決める基準は?
最初に季節を決めてロゴの色を決めます。季節によってシナリオを書いていく。

※九条さんは『3』がお気に入りのよう。

 

ファンに一言


7年間お待たせしました。
せっかく出せたのでこれをベースにいろいろ作っていきたいです。
あと、申し訳ないですけど修正パッチはあてて下さい。

 

 

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飯田舞さん登場。

ゲーム内で使われている曲は全て8年前の開発当初に作られたものだが今でもライブで歌っているそうです。
今回のイベントで飯田さんは主題歌「約束の日」や挿入歌「君は君のままで」「涙のかわりに」を生で披露。とても良いステージでした!

 

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最後に九条さんから重要なお知らせ。


・後日談の準備をしているので追加で配信予定
・出来るだけ無料で出したい
VRのステージやコスチュームも追加したい
Twitterフォローでプレゼントも!?
・思いついたらどんどん追加していきたい

・ユーザーさんの意見は良い意見も悪い意見も全部参考にさせてもらってます。どんどん言っていただけると嬉しいです!

 

以上、約50分弱のイベントでしたがとても濃かったです。今後の展開も色々と九条さんの頭の中で膨らんでいるようなのでダウンロードコンテンツや次の別作品を私も楽しみにしています!

本日『絶体絶命都市4』無事発売おめでとうございます!!!

 

 

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THE QUIET MAN(PS4)

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THE QUIET MAN

スクウェア・エニックス

2018年11月1日配信

playstation4、MicrosoftWindows

 

クリア後の感想です。

音声なしバージョンの配信から一週間で音声付きの回答編が配信されるという新しい試み。

当ブログでは音声なしのプレイ体験からの考察やネットの声などを時系列に伝えるような記事を全5回にわたって書いてきました。

 

8月の公式放送から現在まで一貫してネット上では低評価。発売後のニコニコ生放送も1時間半で200人くらいしか視聴者がカウントされなかったり、Twitterの公式アカウントのフォロワーも100人程度だったりと非常に残念なスタートダッシュ

普段はこういう売り上げとかでゲームを語ることはないのですが今作に限っては初週にどれだけ盛り上げるかが重要な作品だと思うのでここで手を抜いてほしくなかったんですよね。

予算の関係もあるだろうし2週目で評価をひっくり返す自信があったのかもしれないですが…。

 

感想としては「なぜアクション主体にしたのか?」という疑問が強く残る作品だなぁ、と。

考察が盛り上がってほしいなら探索や発見できるアイテムを増やす、それでなくてもプレイヤーの目に見える場所のディテールにはもっとこだわるべきだった。

お話は全部ムービーで、こちらで操作できるのは龍が如くの劣化版のような喧嘩アクションだけ。ムービーとアクションという構造を生かした仕掛けも一切なし。

音声アリとなしという構造すら全く生かされてない。

おなじゲームを2回プレイすることを強いるのは大変だとは思いますが、そういった企画が通り、それをプレイしてくれる人が存在するというのは作り手にとってすごく贅沢な環境ですよね。

その構造自体に仕掛けを施さないなら2回プレイする意味がないんですよ。

出題と回答のあるゲームと言えば『ひぐらしのなく頃に』が有名ですが、あれも裏技的なものを使っていてミステリとしては認めない人も多くいるし、その人たちの気持ちもわかるんだけどゲームの仕掛けとしては良く出来てるし支持者も多く生み出しました。

ストーリーの魅力と見せ方、プレイヤーの予想をひっくり返すようなアイデアがなければ考察させるタイプのゲームとして作る意味なんてないと思うんですよ。

このQUIET MANの開発者さんが何か特別な想いを持って今作を作り上げたのはわかるのですがゲームとして2回プレイする意味をどこかに持たせてほしかった。

超能力的な力を持つヒーローものなのは別によいのですが、今回のような同じ映像を2回見ることによる効果を期待するには題材としてどうなのかと。

その能力によって物語を根底からひっくり返すような『ひぐらしのなく頃に』的な展開でもなく、ただ単に最後の帳尻合わせに使っているように思えます。

シナリオが悪いというよりはゲーム性との相性や演出面の酷さによる不満が大きいです。考察を楽しむゲームなのにアクションに設定を寄せちゃった感じ。

 

プレイヤーが干渉できる部分がアクションだけということにそこまで不満はないんですけど、逆にストーリーを楽しみたいというような、スクエニさんが多く抱えているであろうライトゲーマーの人たちがクリアできる難易度ではない為、一体誰に向けて作っているのかが謎です。カウンターでしかダメージの与えられないザコキャラも複数存在し、操作性の悪さと相まってプレイヤーに大きなストレスを与える要因になっています。

 

ゲームをプレイすればするほど、開発者の話を聞けば聞くほどゲームの全体像がぼやけていくので回答編まですべてクリアした後の方が印象は悪いです。

プロデューサーさんの言う「我々は言葉に屈してしまうのか」「解けたと思っていた謎が根底から覆る」とか、おっしゃりたいことはわかるんですけど。それにはまずリアリティのルールをある程度守ってくれないと説得力が薄れてしまいます。回答編でちゃんと謎が解けるような話にしてくれないと。

結局現実に存在しないような設定のギャングや最後まで素性の良くわからないメインキャラ達が好き勝手なことをして言いたいことを言って超能力使って終わりなんだから。

映画でやればいいじゃん。

 

とは言ってもこういう挑戦的なゲームを応援したいし、こういうゲームが大手メーカーから低価格で出せる環境は今後もっと拡大してほしいです。

ただほんとに、アイデアもないのにやるのはどうかと思う。

 

 

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【THE QUIET MAN】その5(最終回)~回答編【ザ クワイエットマン】

f:id:miyabi-game:20181109174435j:plainプク助

「回答編に行く前にお詫びを。当ブログの出題編とそれを基にした考察編で細かいところで勘違いによる誤りがありました。修正はせずに以下の回答編で触れていくことにしますのでご了承を。それと今回の記事にはネタバレがほとんどを占めますので自己責任でお読みくださるようお願いいたします」

 

 

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f:id:miyabi-game:20181102004119j:plainプク助

「では2週目の回答編で判明したことを紹介しながら考察編と比較して検証したいと思います!」

 

名前や立場が判明した人物

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SOLのボスの名前はアイザック

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セガール似のテイの手下、バブコック。

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フラッシュバックの中に出てくるデインと親しげな女性はデインの母親のロレイン。あの発砲事件で死亡していた。

f:id:miyabi-game:20181101233037j:plainクラリス

「う~~予想が外れました。容姿と特技が全く一緒の別人かぁ…」

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アッシュはデインの父親だった。つまりロレインの夫でもある。子供のデインに暴力をふるっていたのもアッシュだった。

 

過去の発砲事件

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・デインはテイとアイザックが発砲する瞬間をはっきりと目撃していた。にもかかわらず何故かアイザックだけに怒りを向ける。

・そのアイザックも何故か自分の手柄のように「どうだ!俺はやってやったぞ!」と叫び、警察にテイの事を話しもせずにおとなしく連行されていった。

・目撃してもいないアッシュだけが何故かテイの関与を知っていて「いつかおまえら3人にわからせてやる」と子供のデインを脅す。

・自分の妻が死んだにもかかわらず冷静なアッシュ。だがその後荒れてデインに家庭内で暴力をふるったり、デインに反省の色がないのが許せなくてわざわざカウンセリングに連れて行ったりとよくわからない性格。

f:id:miyabi-game:20181101233232j:plainクラリス

「数年後のアイザックはSOLのボスか幹部になっていますよね。無抵抗の一般人女性を銃殺しただけで昇格できるギャングって…そのころはアッシュもただの巡査みたいな感じだったのに?」

f:id:miyabi-game:20181104001409j:plainプク助

アイザックがデインに『俺も真実が見えなくなってた』って言うんだけど、デインとアイザックが都合よく忘れていてどうしてアッシュがテイの犯行を知っているのか全くもって謎。捜査もしてないし。その後デインは家を出てテイとギャングの一大組織を作り上げた。凄すぎ」

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・デインの絵は怪物が母親ロレインを助けている絵だった。怪物は無敵のヒーローで、母親を救えなかったデインの願望。

 

誘拐事件の真実

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・誘拐事件はララの自作自演だった。共犯者はアッシュ。しかしこの二人がどういった関係の知り合いなのかは一切描かれていない。

・ララは一人でテイの元から逃げ出したかっただけ。デインが自分を心配して見張りに来たことが何故か予想外だった様子。

・テイがララを束縛していたのは専属アーティストとして売り出したかったから。ララがなぜそこまで急にテイに対して反感を持ったのかは一切描かれていない。

読唇術に長けているデインが窓の外で見ているのに窓越しで平然と誘拐についてアッシュと通話。

・アッシュの目的はテイとアイザックをまとめて潰すことだった。そのためにデインの中の怪物を解き放てばよいと考えていたようだ。ララの計画と噛み合っているようには思えない。

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f:id:miyabi-game:20181104001409j:plainプク助

「考察編で逃走経路を女性を担いで逃げ切るには単独犯では無理なのではないかと推理しましたが、クラブの裏口を出てすぐのところに車が停めてありました。裏口ガバガバだったんですね」

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プク助「MoonriseがSOLに襲われて…というのも勘違いでした。これは音がなくてもデインの犯行だとわかりますね。完全に忘れていましたごめんなさい」

クラリス「通話のトリックもデインが耳の聞こえないことを忘れていましたw音のないドラマなので逆にプレイヤーが音が出る部分だと信じ切っているようなところに無音の仕掛けがあるのではと考えていたのですがそういったトリックは一つもなかったですね」

プク助「とにかく、アッシュの仕組んだ演出によってデインはどんどん力を解放していくわけです」

 

デインとララの関係

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・ただのお店の知り合い。

・ただお母さんに似ているという理由だけでララに特別な想いを寄せるデイン。

・ララを救えば母を救えなかった罪滅ぼしになると考えるデイン。だがララがテイに束縛されて逃げたがっていることには全く気付いてもいない様子。

・ララはデインの想いにそこまでピンと来ていない様子。

・ララの性格や素性はほとんどわからない。

f:id:miyabi-game:20181101233037j:plainクラリス

「ここまで適当な設定だとは思いたくありませんでした」

f:id:miyabi-game:20181104001409j:plainプク助

「ゲーム開発者の想いの強さと演出の稚拙さが悪い意味で結合してデインのストーカー感が強くなってしまったね…」

 

これはヒーローものだ!

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・デインがテイに2発も銃弾を撃ち込まれていても平気だったのはデインがミュータントだからだ。

・アッシュも胸に銃弾を撃ち込まれた(血も出てた)のに平然としていることからミュータントだと考えられる。きっと遺伝だろう。

・アッシュにはヒーリング能力。デインはそれに加えて蘇生とバーサーカー

・仮面を装着することで力が解き放たれたがそれはきっかけに過ぎず、仮面自体が特別な能力を持っているわけではない。

・誰が仮面を作ったのかは不明。おそらくアッシュかデインだろう。

・仮面を装着したデインが言ったセリフ「皆殺しだ!」

f:id:miyabi-game:20181101233037j:plainクラリス

「・・・」

f:id:miyabi-game:20181104001409j:plainプク助

「テイは結局友人であるデインを撃てなかった…と思ってたけど普通に撃ってデインが蘇生能力を使っただけなのね。仮面をつけて強くなったり黒いオーラが出てたのもデインの心の解放をビジュアル効果で表現したのではなくてミュータントの能力を発揮しただけだった」

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・最後にアッシュがデインに襲い掛かってくるのはデインを過去から解放するため。

・アッシュ『オレは酷い父親だった。変わりたい。闇の中でもがくのはもうごめんだ。お前(デイン)も自分を許してやれ』

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※幻覚(幻聴)です

 

f:id:miyabi-game:20181101232704j:plainクラリス

「・・・」

f:id:miyabi-game:20181110050702j:plainプク助

「・・・」

f:id:miyabi-game:20181110050835j:plainクラリス

「プク助さんと沢山話せて楽しかったです!またどこかでお会いしましょう!それでは私は用事があるので帰ります!またいつかお会いしましょう~サヨ~ナラ~」

f:id:miyabi-game:20181102003131j:plainプク助

「え!?急に!?ちょっと待って!あの…」

f:id:miyabi-game:20181110050702j:plainプク助

「行っちゃった…まあもう特にこのゲームについて話すこともないか…残念」

 

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みやび「くくく…あいつ私の変装に全く気付いてなかったな。アストルティア連邦捜査官は我ながら傑作だったわwあの時のあいつの顔w笑いを堪えるのが限界だったよwww」

 

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警備隊「ではプク助さん、回答編が終了したのでとっととここから出てって下さい」

f:id:miyabi-game:20181104001409j:plainプク助

「そっか…釈放か」

 

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プク助「やっと普段の服装に戻れたぁ。クラリスちゃんともっと話したかったな。連絡先も聞いてないし…まあいいか」

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プク助「とりあえず事務所に帰ろう。しっかしどういう顔して所長に会おうか…気まずいなぁ…よいしょっと」

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みやび「おいプク助!ムショの飯はうまかったか~!」

プク助「あっ!所長!!!」

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プク助「所長~僕が悪かったです~本当にごめんなさい!!!もう二度とクソゲーを薦めたりしません!お金もいつか弁償させていただきます!!!」

みやび「気にするな、お前もいい勉強になっただろ」

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みやびクソゲーはゲーマーのたしなみの一つ。これからもどんどん遊んでみればいいさ。ただまぁ…スクエニ製のゲームには少々の警戒が必要だということが今回のでわかったのならそれでいいさ」

プク助「はい!考察している時は楽しかったし損をしたとは思っていません!こういうチャレンジングな作品はこれからも買っていきたいと思います!」

f:id:miyabi-game:20181106071851p:plainみやび

「よし、では帰ろう!」

f:id:miyabi-game:20180623032218p:plainプク助

「はいっ!」

 

 

おわり

 

 

登場人物紹介

(C)2017 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.(C)SUGIYAMA KOBO(P)SUGIYAMA KOBO

 

 

 

【THE QUIET MAN】その4~考察編【ザ クワイエットマン】

f:id:miyabi-game:20181102004119j:plainプク助

「まずはTwitter準公式アカウントさんがツイートした手紙の訳を読みながら考察していきます!」

 

籠の小鳥は歌えない

広い空だと信じた場所は

どこより狭い檻の中

夜でも明るい 月下の牢獄

 

出口がないと気づけば最後

小鳥はもう歌えない

 

もう一度歌えるように

檻から出してあげよう

 

f:id:miyabi-game:20181104001409j:plainプク助

「籠の小鳥はララ、籠・牢獄はMoonriseのことかな。テイの悪業を知ってしまったララは歌を歌えなくなってしまった?この手紙にはまだ続きがあります」

 

嘘つきの黒い虎が

今日も籠を見張っている

歌え歌えと優しく吠えても

怯えた小鳥は歌えない

哀れな虎は業を煮やして

いっそ食べてしまえと睨む

 

おやおや聴こえぬ鳥が一羽

籠の隅で耳を澄ましている

 

f:id:miyabi-game:20181101233232j:plainクラリス

「虎はテイの事ですね。ララは何かを知ってしまってから歌わないことでテイに抵抗しているのでしょう。しかしテイもそろそろ我慢の限界なのかも。最後の聴こえぬ鳥とはおそらくデイン」

f:id:miyabi-game:20181104001409j:plainプク助

「登場人物についておさらいしておこう。名前の判明している人物の中で過去からの付き合いがあるのはデイン・テイ・アッシュの三人。そして最も重要になってくるのはララによく似た女性。彼女の死によってデインは心を閉ざしてしまった」

f:id:miyabi-game:20181101233232j:plainクラリス

「あの女性とララは別人なのでしょうか?」

f:id:miyabi-game:20181104001409j:plainプク助

「同一人物という線は考え難いね。もしも彼女が生きていたならテイも何らかの罰を受けているはずだし、現場から逃げ出したテイとデインがあんなに仲良くなるだろうか?それにデインの回想の中でララに彼女の写真を見せるシーンがあるのだけど、その時のララは苦笑いを浮かべデインを憐れむような目で見ていた」

f:id:miyabi-game:20181101233232j:plainクラリス

「記憶喪失という可能性は?デインの回想した時期にはまだ記憶が戻っていなかったのならララの態度も頷けますし、テイが罪を免れているのも当然です」

f:id:miyabi-game:20181104001409j:plainプク助

「それならテイはララが記憶喪失なのを利用して働かせていたのかな?もしかして名前も変えて別人に仕立て上げてデインもそれを信じていたとか?」

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クラリス「死んだと思わせて…かどうかはわかりませんがララとテイが仲睦まじいカップルだとはデインも信じていたはず。楽屋に貼られた写真を見つめるデインの眼差しは温かいものでした」

f:id:miyabi-game:20181104001409j:plainプク助

「実際仲は良かったんじゃないのかな?」

f:id:miyabi-game:20181101232704j:plainクラリス

「SOLからデインがララを助け出した時にテイがララに怒りを露わにしていましたよね?あれが本性かと。テイにとってララは店の商品であり、同時に記憶を取り戻した時に始末しやすいように手元に置いておきたかったんだと私は思います」

f:id:miyabi-game:20181104001409j:plainプク助

「でも写真の中のララは笑ってるじゃん。テイがギャングみたいなことをしてるってずっと気づかなかったとは思えないけど」

f:id:miyabi-game:20181101232704j:plainクラリス

「おそらくララは最近になって記憶がよみがえったのでしょう」

f:id:miyabi-game:20181102003131j:plainプク助

「え!?じゃあララが気付いてしまったことって!?」

f:id:miyabi-game:20181101232704j:plainクラリス

「そうです。過去に自分が被害者となった事件の加害者がテイだということ。そしてその時から自分とデインを操ってテイの目の届くところに置いて監視している…」

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プク助「そういえばあの事件ってSOLのボスとテイが銃を奪い合っているところにデインが彼女を連れてきたことで起こってるよね?」

f:id:miyabi-game:20181101232704j:plainクラリス

「そう、だからデインはテイが発砲しているところを目撃していてもおかしくないはず」

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クラリス「それなのに施設で描いた絵では真っ黒い大きな鳥が彼女を襲っていることになっています。彼女が撃たれたのは自分のせいだという自責の念に子供のデインは耐えられずに架空の怪物を創造してしまった。そしてそれをテイに利用されて…もしかしたら洗脳のような状態になっているのかも。だからララは記憶が戻ってもデインに真実を話せないでいる」

f:id:miyabi-game:20181104001409j:plainプク助

「ララが逃げられないのはデインが人質だから…」

f:id:miyabi-game:20181101232704j:plainクラリス

「過去の彼女とララをデインが同一人物と思っているかはわかりませんが、ララは現在デインが心を開いている大切な友人であることはララもわかっています。そしてララは自分とデインをテイの監獄から逃がす計画をした。自分が誘拐されるというシナリオを作って」

f:id:miyabi-game:20181102003131j:plainプク助

「え!?自作自演ってこと!?」

f:id:miyabi-game:20181101232704j:plainクラリス

「自分が逃げ出すにはデインも一緒である必要があり、それにはデインを過去に向き合わせ解放してあげなくてはならない。そうするにはテイの罪を白昼の元に晒さなければたとえ逃げ出せても逃亡生活を余儀なくされるでしょう。ただ、これらすべての計画をララ一人で成し遂げるのは不可能に近い。だからララの狂言誘拐には共犯者がいたと考えるのが妥当でしょう」

f:id:miyabi-game:20181102003131j:plainプク助

「共犯者!?誰ですかそれは!?」

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クラリス「アッシュ刑事以外には考えられません。彼はデインの親代わりでした。事件の後にはカウンセリングにも連れていったりと面倒を見ていつも気にかけていました。現在のデインはアッシュと距離を置いていますがそれはテイに汚れ仕事をさせられているのが原因でしょう。だけどアッシュはあの事件の後もずっとデインを見守ってきた。デインがSOLとずっと接触せずにいたのもアッシュとテイがそれぞれ別の目的で監視していたからだと思います」

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プク助「確かに誘拐されるときにもう少し逃げたり抵抗したりできたはずだけど簡単に捕まったよね。デインがこの後すぐに鳥仮面に追いついた時もララの姿はなかったし、逃走用の車まで運ぶ時間もないのにあっという間に見失ってしまった。ララかどうかはわからないけど共犯者がいなくては出来ない芸当だね」

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クラリス「デインがララを追いかけた先に待っていた鳥仮面。逃げられた直後にアッシュと遭遇しています」

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プク助「でもちょっと待ってよ!デインがSOLのボスを倒したらそこにちゃんとララがいたじゃない!?」

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クラリス「アッシュがテイの部屋に事件の証拠品を置いたのをデインが発見した後にクラブへ行くとテイの手下たちがSOLの襲撃を受けてのびていましたよね?その時まだクラブ内にアッシュがいたとは考えられませんか?デインを探しにクラブを襲撃したSOLが帰るのを見計らってテイにララの動画を送る。そこにはSOLの犯行を示すものは一切映っていません。ララと鳥仮面しか映っていないのです。デインをテイの元へ導くための動画から音声を抜かして送ったのでは?そしてSOLの襲撃のタイミングでその動画を見たデインが誘拐とSOLを結び付けて考えるのは自然ではないでしょうか。あとはデインがSOLの手下と戦っている間にアッシュがデインの弱みだとか言ってSOLにララを差し出せばよいわけです」

f:id:miyabi-game:20181107174706j:plainプク助

「危ない橋渡りすぎじゃない?」

f:id:miyabi-game:20181101232704j:plainクラリス

「SOLの存在はララとアッシュにとっては想定外だったかもしれませんね。おそらく当初の目的はデインに事件の証拠を見せながら洗脳を解いてテイと対峙させて、テイが過去の犯罪を自白したところを警察が取り押さえるとか、そんな計画だったのではないでしょうか」

f:id:miyabi-game:20181104001409j:plainプク助

「結果的にデインが自ら仮面を被ってしまったよね」

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クラリス「荒療治でしたがSOLからララを取り戻してもデインはその後テイに屈してしまいましたよね。仮面を身につけて初めてテイを敵として見ることが出来たのだと思います。そしてテイを倒した後デインの目から涙がこぼれる。最後にデインは自分を取り戻した」

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クラリス「鳥かごの中の鳥。それを見つめていたのはデインではなくデインを見つめるララだったのかもしれません。最後のこの場面を見てそう思いました。過去を乗り越えたデインに『おかえりなさい』と言っているような気がします」

 

f:id:miyabi-game:20181104001409j:plainプク助

「なるほどな~。デインのララを救いたいという想いと、ララのデインを救いたいという想いが最後に一つになったって事か。そう考えるとハッピーエンドだよね」

f:id:miyabi-game:20181102004329j:plainクラリス

「そうです!私の願望でもありますが!」

f:id:miyabi-game:20181102003131j:plainプク助

「ところで君は何者なの!?」

f:id:miyabi-game:20181102004329j:plainクラリス

「私はクラリスですよ!アストルティアで連邦捜査官をやってます!」

f:id:miyabi-game:20181102003131j:plainプク助

「えええ!!!どうりで僕の出る幕がなかったはずだあ」

f:id:miyabi-game:20181101232704j:plainクラリス

「私の推理ももしかしたらかすりもしてないかもしれません。あくまでも願望だし細かいところで解らないことはまだまだあります」

f:id:miyabi-game:20181104001409j:plainプク助

「日付的には明日回答編が配信されるので答え合わせが楽しみですね!」

f:id:miyabi-game:20181102004329j:plainクラリス

「明日放送される公式の考察祭りもですね!」

f:id:miyabi-game:20181102004119j:plainプク助

「では次回最終回、回答編でお会いしましょう!」

 

 

つづく

 

 

 

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みやび VS スコルパイド0.1(後編)

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戦いの火ぶたは切って落とされた!!!

みやびVSスコルパイド!ファイッ!!!

 

f:id:miyabi-game:20181106103644j:plainみやび

プク助にHPリンク!

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スコルパイド「プク助君にタゲ!」

プク助「離れま~す」

f:id:miyabi-game:20181106043854j:plainスコルパイド

デススコルピオ!だがみやびさんが一人で受けたので致命傷には至らず!」

f:id:miyabi-game:20181105040716j:plainスコルパイド

魔触!

f:id:miyabi-game:20181106103644j:plainみやび

「一度避けたらすぐさま攻撃に転じる!タイガークロー!

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プク助「あっ!僕もっ!イオグランデイオナズンあと…えっと」

f:id:miyabi-game:20181105040716j:plainスコルパイド

クロススコルピオ!

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スコルパイド「みやびさんは逃げていたけどプク助君にHPリンクで巻き込まれて一緒に死亡!『なんでイオ系ばっかなんだよバカ野郎!』と野良のまもの使いさんがおっしゃっています!」

f:id:miyabi-game:20180623010554p:plainプク助

「ごめんなさい…(野良のまもの使いさん怖い人なのかな)」

f:id:miyabi-game:20181105034655j:plainスコルパイド

「野良の二人がせかいじゅの葉でみやび・プク助を蘇生!」

f:id:miyabi-game:20180623031519p:plainみやび

「ありがとうございます!」

f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「助かった~」

f:id:miyabi-game:20181106103540j:plainみやび

通常攻撃!そしてもうすぐ10秒でターンエンドが来るのでプク助にツッコミ!

f:id:miyabi-game:20180623003630p:plainプク助

「ありがとうございます!」

f:id:miyabi-game:20181105034655j:plainスコルパイド

「それはツッコミ避けっていうテクニックだからお礼とかいらないよ~!今のプク助君の発言で野良の二人が不信感を抱き始めたよ~!」

f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「・・・」

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スコルパイド破軍の法!

f:id:miyabi-game:20181105034655j:plainスコルパイド

「今の技は私の近くにいないとダメージを受けるよ~!遠くにいるプク助君が被弾!そしてみやびさんもHPリンクで巻き込まれたよ~!」

f:id:miyabi-game:20181106103644j:plainみやび

みやびはせかいじゅのしずくを使った

f:id:miyabi-game:20181105034655j:plainスコルパイド

「プク助君、遠すぎてアイテムの効果が届かない!」

f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

アモールの水!…あ、全然回復しないや。呪文使えばよかったw」

f:id:miyabi-game:20181105034655j:plainスコルパイド

「野良のどうぐ使いさんが今のプク助君の行動をスクショで撮った模様!晒す準備をし始めたよ~!」

f:id:miyabi-game:20180623003428p:plainプク助

「え!?それは困りますっ!野良のどうぐ使いさんごめんなさい!晒さないでください~!」

f:id:miyabi-game:20181105040716j:plainスコルパイド

絶の震激!

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スコルパイド「ジャンプする二人かわいいよ~!輝いてるよ~!プク助君は顔の表情がちょっとイラっと来るけど~」

f:id:miyabi-game:20180623003501p:plainプク助

「おいっ!顔は関係ないだろ!顔の悪口言うのはやめろっ!」

f:id:miyabi-game:20181105034655j:plainスコルパイド

「さあ今怒ったことでプク助君のテンションが上がった~!その上がったテンションをどう使うのか~!?」

f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「え?どうすれば…あ、じゃあ…イオナズン

f:id:miyabi-game:20181105034655j:plainスコルパイド

「『なんで馬鹿の一つ覚えみたいにイオナズンなんだよ!』って、今みんながそう思ったよ~!あっと!今のプク助君の行動を野良のどうぐ使いさんがまたスクショで撮った模様!地雷の証拠が揃ってきていよいよ晒しに現実味が帯びてきたよ~!」

f:id:miyabi-game:20180623012921p:plainみやび

「そこにいると危険です!プクなんとかさん離れて!」

f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「あ、はい (所長…他人のフリ!?)」

f:id:miyabi-game:20181105040716j:plainスコルパイド

分散する災禍!

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スコルパイド「みんながプク助君のところに走って来てるよ~!」

プク助「なんでみんなこっち来るの~!来ないで~!」

 

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スコルパイド「HPリンクが切れててプク助君だけ死亡!分散する災禍はみんなで固まって受けようね~!基本だよ~!」

f:id:miyabi-game:20181106103644j:plainみやび

プクなんとかさんにせかいじゅの葉

f:id:miyabi-game:20180623003630p:plainプク助

「葉っぱありがとう!助かります!」

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「そんなチャットする暇があったらひとつでも攻撃避けて下さい」

f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「・・・」

f:id:miyabi-game:20181105040716j:plainスコルパイド

ザオトーン!

f:id:miyabi-game:20181105034655j:plainスコルパイド

「野良どうぐ使いさんに必殺、野良まもの使いさんにチャンス特技が来ました!」

f:id:miyabi-game:20181106103644j:plainみやび

ウォークライ!そしてガジェットと災禍に合わせてライガークラッシュ!

f:id:miyabi-game:20181105034655j:plainスコルパイド

「野良のまもの使いさんがせかいじゅのしずくを使うよ!さあプク助君はどうするか!?もう失敗は許されないぞ~!」

f:id:miyabi-game:20181106103917j:plainプク助

「え???あうあうあう~(泣)もうどうしていいかわからないです~!予習してこなくてごめんなさい~!僕が悪かったです~!だから晒さないで~!晒すのはやめて~!お願いだから晒すのはやめてくれ~!頼むからやめてくれ~!晒すな~!うわあ~ん!」

f:id:miyabi-game:20181105034655j:plainスコルパイド

「おおおお!プク助君の涙がきせきの雨となってみんなに降り注いだああ!」

f:id:miyabi-game:20181106071851p:plainみやび

「いいね!」

 

 

~5分後~

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スコルパイド「まずい…このままでは」

f:id:miyabi-game:20180623003501p:plainプク助

「奴の体力は残りわずか!所長!やっちゃってください!!!」

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「とどめだ!牙神昇誕!ウォークライ!ライガークラッシュ!!!

f:id:miyabi-game:20181105035332j:plainスコルパイド

「みやび・プク助はスコルパイドを倒した!はい終了~!!!」

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スコルパイド「いや~見事討伐成功おめでとうございます~!」

f:id:miyabi-game:20180623003630p:plainプク助

「やったー!」

f:id:miyabi-game:20180623005228p:plainみやび

「・・・」

f:id:miyabi-game:20181105033902j:plainスコルパイド

「それではみなさん、この後は記念撮影がございますのでスタジオの方へ移動しましょう!」

 

 

写真撮影スタジオ

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スコルパイド「この、聖護の結界を再現したスタジオで記念撮影をしましょう!」

f:id:miyabi-game:20180623003630p:plainプク助

「うわあ!こういうとこで写真撮るのネットで見て憧れてたんです!最高!!!」

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スコルパイド「では本日お二人様ということで野良メンバー二人分のマネキンをご用意させていただきました」

プク助「すごい!4人で勝ったみたいだ!」

f:id:miyabi-game:20181105035332j:plainスコルパイド

「ではみなさんカメラの方を向いて~そうそういい笑顔ですね〜!では撮りますよ~!はい、チーズ!」

 

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パシャリ

 

 

ジュレット駅前

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スコルパイド「ではみなさ~ん!私は駅こっちなんで失礼しま~す!装備が手に入ったら是非本店の方へも遊びに来てくださいね~!さっきの写真もどんどんSNSなどで拡散しちゃってもらえると嬉しいで~す!またお会いする日を楽しみにしていま~す!それではまた~!」

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f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「行っちゃいましたね…」

f:id:miyabi-game:20180622235746p:plainみやび

「あいつ電車移動かよ」

 

 

おわり

 

 

 

登場人物紹介

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