みやび通信

好きなゲームについて色々書いていきます。たま~に攻略記事あり。

みやび VS スコルパイド0.1(前編)

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f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「あ…あの…仕事の依頼の方ですか?」

f:id:miyabi-game:20181105031110j:plain???

「はぁはぁ…すみません…何か飲み物を…カフェイン入ってないやつで…」

f:id:miyabi-game:20180622235746p:plainみやび

「プク助、お客様にお水を」

f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「は、はいっ!」

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プク助「どうぞ」

f:id:miyabi-game:20181105031423j:plain???

「ぷはあ~生き返った~。ありがとうございます!」

f:id:miyabi-game:20180623000113p:plainみやび

「ではさっそく依頼の話をしましょうか」

f:id:miyabi-game:20181105031739j:plain???

「いえ、今日は依頼じゃなくて」

f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「え?」

f:id:miyabi-game:20181105031951j:plain???

「私のこの格好を見て誰だかわかりませんか!?」

f:id:miyabi-game:20180622235746p:plainみやび

「いやちょっとそういうクイズには答えたくないんですけど」

f:id:miyabi-game:20180623001518p:plainプク助

「なんかのコスプレですか?」

f:id:miyabi-game:20181105032209j:plain???

「違いますよ!俺だよ俺!スコルパイドだよ!!!」

f:id:miyabi-game:20180623003428p:plainプク助

「え?スコルパイドってあの新しい聖守護者のボス?」

f:id:miyabi-game:20181105031951j:plainスコルパイド

「そうですよ!あなたたち全然来てくれてないでしょ!」

f:id:miyabi-game:20180623000018p:plainみやび

「いや、行きたいんだけど装備がなくて。ゼルメア行っても全然出ないし」

f:id:miyabi-game:20181105032209j:plainスコルパイド

「そう!そういう人が多いんですよ!だからこうしてこちらから出向いたっていうことなの!」

f:id:miyabi-game:20180623001518p:plainプク助

「いやでも見た目がなんか絵で見たのと違うような…」

f:id:miyabi-game:20181105031951j:plainスコルパイド

「いやいやいやwあのまんまの格好で街を歩いてごらんなさいよ。パニックだよ!だからこうして人間の姿で来たんでしょうが。そのために今さっきネルゲル倒してきたんだから」

f:id:miyabi-game:20180622235746p:plainみやび

「もうわかったから帰れよ」

f:id:miyabi-game:20181105031951j:plainスコルパイド

「いや、あのね、君たち倒したくないの?せっかくの新しいボスだよ?」

f:id:miyabi-game:20180622235746p:plainみやび

「倒したいけど装備がないんだって」

f:id:miyabi-game:20181105031951j:plainスコルパイド

「だからね、そういう人のためにこうしてわざわざ来たんですよ。人間になった私は強さⅠの10分の1の強さだから。これはその私とすぐそこの空き地とかで手軽に戦える出張サービスなんですよ!」

f:id:miyabi-game:20180623000113p:plainみやび

「デリバリースコルパイドってこと?」

f:id:miyabi-game:20181105031739j:plainスコルパイド

「いやまぁそこはうちの店ではデリスコって呼んでるんで、そちらでもそう呼んでいいすよ」

f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「あの…それって僕でも参加できるんですか?装備とか全然よわいんですけど」

f:id:miyabi-game:20181105033902j:plainスコルパイド

「はいはい、ぼっちゃんのようなサブキャラでも参加できるのがうちの売りなんで安心してくださいよ」

f:id:miyabi-game:20180623032218p:plainプク助

「やったー!所長、せっかく本物のスコルパイドさんが来てくれたんだから戦わせてもらいましょうよ!」

f:id:miyabi-game:20180623000018p:plainみやび

「確かに練習したい気持ちはあるけども」

f:id:miyabi-game:20181105034415j:plainスコルパイド

「よし!決まった!それでは早速外で戦いましょう!」

 

ジュレットの町

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f:id:miyabi-game:20181105034655j:plainスコルパイド

「まずはそこからアイテムを使って聖護の結界に入りましょう」

f:id:miyabi-game:20180623001518p:plainプク助

「アイテム…なんか使うんですか?」

f:id:miyabi-game:20180623000113p:plainみやび

「聖守護者だから前と一緒の破魔石でいいだろ、たぶん」

f:id:miyabi-game:20181105034415j:plainスコルパイド

「さすがみやびさん!正解です!」

f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「破魔石を…」

f:id:miyabi-game:20180622235746p:plainみやび

みやびはフワフワわたあめを食べた

f:id:miyabi-game:20181105035332j:plainスコルパイド

「さすがみやびさん!しっかりと予習済みですか!所長を務めるだけありますね!よっ!」

f:id:miyabi-game:20180623005228p:plainみやび

「そうかなw」

f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「プク助はフワフワわたあめを…」

f:id:miyabi-game:20181105031739j:plainスコルパイド

「早く、石」

f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「はい…」

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みやび・プク助みやびとプク助は破魔石を捧げた

 

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f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「あの…その恰好は…」

f:id:miyabi-game:20181105040716j:plainスコルパイド

「私、戦闘中はずっとこういう感じなんで。サソリなんで。毒あるんで」

f:id:miyabi-game:20180623000113p:plainみやび

「そういえば私達の職業は?」

f:id:miyabi-game:20181105040827j:plainスコルパイド

「そうですね、みやびさんが爪装備のまもの使い、プク助君が杖装備の賢者で。あとの2人はまも道で、その存在しない2人はこちらでシミュレーションして動かすんで大丈夫ですよ」

f:id:miyabi-game:20180623000018p:plainみやび

「占い師もいいって聞いたけど」

f:id:miyabi-game:20181105031739j:plainスコルパイド

「占い師?あ~、まあ初日に強さⅢ倒した奴らはいいんだけど、あいつら基本的に屁理屈ばっかこねくりまわして結果出せないゴミばっかだから無視していいっすよ」

f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「うわぁ…」

f:id:miyabi-game:20180622235746p:plainみやび

「言葉の毒が強すぎるだろ」

f:id:miyabi-game:20181105034655j:plainスコルパイド

「それでは、準備はよろしいですか!?」

f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「なんか緊張してきた…」

f:id:miyabi-game:20181105034655j:plainスコルパイド

「特技・呪文・アイテムを使うときは口頭ではっきり言ってくださいね!」

 

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スコルパイド「では!実戦です!!!」

 

 

つづく

 

 

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【THE QUIET MAN】その3~出題編【ザ クワイエットマン】

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グレン城監獄

f:id:miyabi-game:20181104001409j:plainプク助

「まずは11月1日に配信された音声なしの出題編のスクリーンショットを順を追って見ていきましょう!」

f:id:miyabi-game:20181102004329j:plainクラリス

「オッケーでーす!」

 

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舞台はニューヨーク。

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主人公デインが道端のホットドック屋からもらったメモに書かれている場所へ行くと、そこはギャングのたまり場だった。次々とギャングを倒していくデイン。

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そのアジトに飾ってあった組織のボスと思われる人物の肖像画

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一仕事終えたデインはクラブMoonriseへ。ここのオーナーはテイ。裏ではギャングのようなことをしている。

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入るなりテイの手下に絡まれるデイン。あまり良く思われていないようだ。このスティーブン・セガール似の男は手下の中でもわりと偉い立場のようだがデインは軽くあしらう。

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白い粉の入ったケースをテイに渡すデイン。テイはデインをかわいがっていて、お互いの仲の良さをうかがえるシーン。

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相手の組織の名前はSOL。

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フラッシュバックするデインの記憶の中でもSOLの存在は確認できる。

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そして若き日のテイがSOLのリーダーにスニーカーを取られて取り返そうとするシーンがフラッシュバック。銃のようなものも見える。

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そして現在。テイから不気味な手紙が届いたと見せられる。そこには鳥のシーリングスタンプ。

手紙と一緒にMoonriseの歌姫ララの自宅を盗撮した写真も入っていた。

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クラブの楽屋でテイとララが仲良く映っている写真を見つめるデイン。

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そこに置かれた花の中から不気味な人形を発見する。

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子供の頃に父親から暴力を振るわれていた記憶がフラッシュバック。父親の顔は見えない。

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ララの自宅へ向かったデインは自宅近くで紐で縛られた鳥の死骸を発見。

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部下を引き連れララに花束を渡すテイ。

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その後、デインはテイの指示でララと同じ車に乗って(護衛)クラブへ。舞台に現れたララは客に何かを言った後、マイクをどけてピアノを演奏し始める。

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そこへ堂々と現れる鳥仮面の男。手には棒状のスタンガンを持っている。

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デインが鳥仮面を見つけたと同時にSOLのギャングたちがクラブへ乱入、デインに襲い掛かってくる。デインがギャングたちと戦っている隙にララは連れ去られてしまう。

何とか追いつき戦闘になるが逃げられてしまう。

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フラッシュバック。子供の頃にとても親しかった女性が腹を撃たれて倒れている。

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あきらめずに追いかけるデインの前に立ちはだかるSOLのギャングたち。

この時デインは一瞬錯乱状態となり鳥仮面の幻を見るがすぐに消えてしまう。

ギャングにやられそうになるデインのもとにテイの手下の軍団が駆けつけて助かる。

そこでセガールと話をした後、今度は逆にSOLのアジトへ殴り込みに行くデイン。

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SOLのギャングたちを倒しながら進んだ先に不気味な部屋を発見。

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その部屋の壁には例の不気味な手紙に書かれていたものと同じ文、そしてララの写真と不気味な絵が。

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そこへ現れた鳥仮面。だが逃げられてしまう。

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その後刑事のアッシュと何かを話すデイン。

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テイから何度もかかってくる電話を無視するデイン。

テイの部屋にある箱の中から仮面を発見。

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そして記憶の中にある親しかった女性が着ていた服も。血の跡までついている。

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クラブへ行くとテイの手下が全員やられている。

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セガールが持っていたスマホで何かを訴えるテイ。

手に取ると監禁されたララと鳥仮面(動画?)が映る。

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フラッシュバック。

デインの大好きだった女性がピアノを弾いている。

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SOLのボスの部屋へ行ったデインはそこで鳥仮面を被ったSOLのボスと戦闘に。

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ボスを倒して無事にララを救うことが出来た。

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そこへやってきたテイにボッコボコにされるデイン。

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怒り狂ったテイはララにも容赦なく暴力をふるう。

デインに銃口を向けるも、それをかばうララ。

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アッシュに起こされるデイン。SOLのアジトは燃えている。

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テイのクラブへアッシュと共に乗り込んだデイン。

しかしアッシュはテイの銃弾に倒れてしまう。

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仮面を手にし、何かを悲しそうに訴えるテイ。

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フラッシュバック。

スニーカーを取られたテイは銃を手に取りSOLのボスを脅すが、SOLのボスがそれを止めようとして2人で揉めている内に発砲してしまった。

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呆然とするSOLのボス。それをいいことにテイはトンズラ。

結果、SOLのボスだけが逮捕される。

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当時子供だったデインが仲の良かったテイを見つけて女性と一緒に近付いてきたことで女性に弾が当たってしまったのだが、何故か逮捕されたSOLのボスに喰ってかかろうとして当時巡査だったアッシュに止められる。

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ショック状態になったデインはアッシュに精神的な医療施設(相談所?)に連れていかれるのだが、そこでデインが書いていた絵がこれ。

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自ら仮面を装着するデイン。

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戦闘力が増してとんでもない強さに!

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屋上へ逃げたテイはララを柱に縛り付ける。

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やっと屋上へたどり着いたデインだがテイによって銃弾をぶち込まれてしまう。

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ちょい前の記憶がよみがえる。

クラブで話すデインとララ。

デインは昔親しかった女性の写真をララに見せる。

少し苦しそうな表情でそれに答えるララ。

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なんか、黒いオーラのようなものを纏ってさらに強くなって復活するデイン。

移動速度が光のようなスピードとなる。

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ついにテイを倒して感極まるデイン。

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うっ、頭(耳?)が…

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そこへ、仮面を拾って装着したアッシュが警棒(スタンガン)で攻撃してきて戦闘に。

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何とかアッシュを倒すもデインも力尽きてしまう。

2人はなぜか安堵したような表情。

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そこへ近付いてくる人物

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???

 

この後エンディングロールと共に歌が流れる

 

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f:id:miyabi-game:20181101233232j:plainクラリス

「う~ん。やっぱり謎が多いですね~」

f:id:miyabi-game:20181102004119j:plainプク助

「次回は考察編です!」

 

つづく

 

 

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【THE QUIET MAN】その2~祝!発売日編【ザ クワイエットマン】

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 グレン城監獄

f:id:miyabi-game:20181101232704j:plain???

 「あの…本当にこんなところにいるのでしょうか…」

 f:id:miyabi-game:20181014000249j:plain警備隊

「黙って付いてくればわかります」

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f:id:miyabi-game:20181014000249j:plain警備隊

「この先です。囚人に話しかける時は牢屋の前で「はなす」で話せます」

 f:id:miyabi-game:20181101232704j:plain???

「はい…」

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f:id:miyabi-game:20181101233037j:plain???

「うう…怖いなぁ」

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f:id:miyabi-game:20181101233232j:plain???

「あれ?たしか…ここのはず…」

f:id:miyabi-game:20181101233325j:plain???

「僕に…何か用ですか」

f:id:miyabi-game:20181101233355j:plain

「わっ!」

 

~6時間前~

 

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プク助「いよいよ今日はクワイエットマンの配信日!楽しみだなぁ!昨日は全然つぶやいてる人いなかったけど今日は祭りだろうなぁ」

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プク助「あれ?公式アカウントのフォロワーが昨日から10人しか増えてないな。みんな知らないのかな?まあいいや、さっそく検索してみよっと」

 

 Twitterの反応

・考察好きにはおもしろいゲームかなと思うけど肝心のアクションがあまり良くない。作業感がすごい。後半は良かった。

・なんでゲームにしたのか意味が解らない。すり抜けるオブジェクト、人形みたいなキャラ、立ちの状態からいきなり地面にひれ伏している主人公、カメラのクソさ、ロックオンも存在しない戦闘システム、カウンターが重要なくせに避けたのか避けてないのかわからん腐ったモーション。

・モーションが古臭くカメラ挙動&画角がクソの極地。起き上がり途中の敵に追い打ちかけるとモーションキャンセルしいきなり立ち上がる敵。避けられてるのかいまいちわからないスウェー。方向指定も出来ないショートダッシュ

・進行不能バグに遭遇…。ゲーム立ち上げなおしても変わらず。Yahoo!のリアルタイム検索でもバグ報告あるし、けっこうバグ多め?

・途中でよく止まる。困った。

・主題歌が良かった。

 

f:id:miyabi-game:20180623003428p:plainプク助

「こ…これは…批判ばかりじゃないか!…なんてこっちゃ!所長にあんなに薦めちゃったけど僕がクリアするまで待ってもらわな…」

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みやび「おい」

プク助「!!!」

 f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「あ…所長、お久しぶりです…」

f:id:miyabi-game:20180622235746p:plainみやび

「昨日会ったばかりだろ。お前ちょっと話があるから表出ろよ」

 

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ガタラ原野

f:id:miyabi-game:20181102015745j:plainプク助

「所長!許してください~!!!」

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f:id:miyabi-game:20180623010132p:plainみやび

「昨日10月31日、この私にとんでもないクソゲーを薦めてきたのは貴様だな!?」

f:id:miyabi-game:20181101234338j:plainプク助

「そ…それは誤解です!昨日は一日中RDR2で鹿狩りをしていましたからっ!」

f:id:miyabi-game:20180623010132p:plainみやび

「鹿狩りだと!?嘘もたいがいにせいよ!昨日のブログが証拠じゃい!!!」

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f:id:miyabi-game:20181101234338j:plainプク助

「ひぃ…ごめんなさい!」

f:id:miyabi-game:20180623010132p:plainみやび

「ブログでクソゲーをあたかも面白そうなゲームだと宣伝し、あまつさえそれを私に買わせたプク助、許せんっ!」

f:id:miyabi-game:20181101234338j:plainプク助

「で…でも所長。まだクソゲーと決めつけるのは早いですよ!一週間後には音声付きの回答編が配信されますから…」

f:id:miyabi-game:20180623010132p:plainみやび

「こんなもんが面白くなるわけないだろ!たとえ面白くなるとしても周回が苦痛すぎるだろ!しかも昨日見たYouTubeライブ内でのプロデューサーの発言がゲーム中によみがえってきてイラが2倍増しなんだよ!!!」

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・1800円+税のランチ価格です(笑)

・ライバルはネットフリックスですね(笑)

スクエニ製ですがインディーゲームのような自由な発想で作りました(キリッ)

 

f:id:miyabi-game:20180623010132p:plainみやび

「何がランチ価格だよ!私は今日も丸亀製麺ぶっかけうどんだよ!バカにすんな!!!」

f:id:miyabi-game:20181102001349j:plainプク助

「所長!そんなアフィリエイトサイトみたいな悪意のある抽出はひどいですよ!( )まで付け足して、しかも中身ねつ造じゃないですかっ!!!」

f:id:miyabi-game:20180623010132p:plainみやび

「うるさい黙れ!!!とにかく私は頭にきてるんだ!プク助っ、お前は回答編が終わるまで牢獄で反省しろ!!!」

f:id:miyabi-game:20181101233719j:plainプク助

「うう…」

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警備隊「おまたせしました~!凶悪犯を捕まえに来ました~!!!」

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みやび「あそこにいるプクリポを10日間ほどぶち込んでおいてくれ!」

警備隊「はいっ!」

f:id:miyabi-game:20181014000249j:plain警備隊

「さあこっちだ!さっさと歩け!!!」

f:id:miyabi-game:20181102002327j:plain

 

~6時間後~

 

f:id:miyabi-game:20181101233151j:plain

クラリス「あ…あのう…私クラリスというものです。あなたが…プク助さん…」

f:id:miyabi-game:20181102002608j:plainプク助

「おやおや。こんなところにお客人とは珍しいですね」

f:id:miyabi-game:20181102002730j:plainクラリス

「きゃあああああ!!!ば…ばけもの!!!」

f:id:miyabi-game:20181102003131j:plainプク助

「あ!怖がらせてごめんなさい!好きでこんな格好しているわけじゃないんですぅ!」

f:id:miyabi-game:20181101233037j:plainクラリス

「え…そうなんですか。こちらこそごめんなさい。私はここにクワイエットマンに詳しい方がいると聞いて一緒に推理したいと思って来たのですが、まさか囚人さんだとは思わなくて…」

f:id:miyabi-game:20181102003131j:plainプク助

「え!一緒に推理!?そいつは願ったりかなったりです!実は僕、クワイエットマンがクソゲーだという冤罪でここに閉じ込められているんです。でもきっと回答編が配信されればその誤解は解けるはず!そう信じているんです!!!」

f:id:miyabi-game:20181102003921j:plainプク助

「こ…これを見て下さい!」

f:id:miyabi-game:20181102002730j:plainクラリス

「こ…これは!クワイエットマンの細かい情報がびっしりと書かれて…!すごい!!!」

f:id:miyabi-game:20181102004119j:plainプク助

クラリスさん…とおっしゃいましたね。これから一緒にクワイエットマンの謎を解き明かして批判してる人間達をギャフンと言わせましょう!」

f:id:miyabi-game:20181102004329j:plainクラリス

「オッケーです!私も好きなゲームをクソゲー呼ばわりされるのを黙って見過ごせません!一緒に頑張りましょう!」

f:id:miyabi-game:20181102004524j:plain

つづく

 

 

 

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【THE QUIET MAN】その1~予習編【ザ クワイエットマン】

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みやび探偵事務所

f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「所長、ついに明日配信ですね!」

f:id:miyabi-game:20180623000113p:plainみやび

「は?先週新しいバトルコンテンツが配信されたばかりだろ」

f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

ドラクエ10の話じゃありませんよ。スクエニのゲーム『ザ クワイエットマン』が配信される日なんです!」

f:id:miyabi-game:20180622235746p:plainみやび

「そんなゲーム聞いたことないけど。スクエニの犬かお前」

f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

スクエニの犬じゃないです…。でも所長が知らないなんて意外ですね」

f:id:miyabi-game:20180623000018p:plainみやび

「で、それってどんなゲームなのよ?」

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プク助「よくぞ!」

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プク助「聞いて!」

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プク助「くれました!!!」

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 プク助それではご説明しましょう明日11月1日に配信されるスクエアエニックスのゲーム『クワイエットマン』はこれまでにない画期的なゲーム

忙しい現代の大人向けのこの作品はクリアまでのプレイ時間がなんと3時間

主人公は耳が聞こえない為劇中のセリフは全てわからない…。

だがしかし1週間後に配信される音声入りバージョンで全ての謎が明かされるという大仕掛けが用意されたサスペンスアクションゲームなのです!!!

そしてお値段もなんと1800(+税)円というお手頃価格!!!

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f:id:miyabi-game:20180622235746p:plainみやび

「それちゃんとしまっといてな」

f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「どうですか今の説明を聞いて。興味出たでしょう?」

f:id:miyabi-game:20180623000018p:plainみやび

「確かに。昔サターンで飯野賢治さんの作った映像がない音だけのゲーム『風のリグレット』に近い志の高さを感じるな。しかも1週間後に回答編が配信されるというのは今の時代に合っていると思う」

f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「ですよね!ではさっそく予習編ということで8月に配信された公式番組を見てみましょう!」

 

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YouTube『THE QUIET MAN』LIVE!

f:id:miyabi-game:20180622235746p:plainみやび

高城剛ってまだゲーム作ってたのかよ」

f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「真ん中の方はゲストのKenKenさんですね。左がこのゲームのプロデューサーの藤永健生さんです」

 

キャラクター紹介

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f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「主人公のデイン君はカッコいいですね!耳が聞こえないということなので性格なんかは動きとかでわかるようになっているのかな?めちゃくちゃ強いやべえやつらしいですよ。ちなみにこの方だけ俳優はカナダ人(他はアメリカ人)」

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f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「音のないゲームに出てくる歌姫ララちゃん。どうやら彼女が誘拐されるところからゲームが始まるようです」

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f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「クラブムーンライズのオーナーのテイ。主人公のデイン君は彼に雇われているようです。ララちゃんも彼のクラブで働いているんですね。しかし裏ではギャングみたいなこともしているとか…」

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f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

アッシュさんはギャング対策課の刑事で、デイン君やテイの行動に目を光らせているようです」

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f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「ザコキャラ。スクエニ的に言うとビックス&ウェッジだそうです」

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f:id:miyabi-game:20180623000510p:plainみやび

「私の直感が告げている!こいつはあやしい!!!」

f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「いやはっきりと誘拐犯って書いてあるでしょ(文字読まないマンかよ…) こいつの正体がきっと意外な人物に違いないです!」

 

プレイ画面

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f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「このゲームは実写パートがあるんですね!本物の俳優さんの演技だ!すごい!」

f:id:miyabi-game:20180622235746p:plainみやび

「このクオリティ…エニックス時代に実写ゲームを多く作ってきた実績が生かされてるな。悪い予感がする」

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f:id:miyabi-game:20180622235746p:plainみやび

「ゲーム画面はFFの映画を思い起こさせる美しさだな。悪い予感がする」

f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「格闘アクションは誰でも直感的に出来る安心操作みたいですね。▢ボタン△ボタンを主に使い、他のボタンの組み合わせのバリエーションもちゃんと作りこんであるようです」

f:id:miyabi-game:20180622235746p:plainみやび

「『龍が如く』じゃん」

f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「そうなんです!このゲームの実写・ゲーム部分のアクション監督は『龍が如く』のアクションを担当している小池達朗さんによるものなんですよ!」

f:id:miyabi-game:20180623000113p:plainみやび

「さっきから海外のユーザーのコメントが多くて見てなかったけど、よく見ると批判ばかりのような…」

f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「海外からの注目も高いみたいですね!」

 

YouTube『THE QUIET MAN』LIVE!の評価

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f:id:miyabi-game:20180622235746p:plainみやび

「・・・」

f:id:miyabi-game:20180623000746p:plainプク助

「どうやら先鋭的クリエイターの新しい挑戦を受け入れられない老害どもが多いようですね!逆にやる気が出てきましたよ!!」

f:id:miyabi-game:20180622235746p:plainみやび

「お前やっぱスクエニの犬じゃん」

 

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f:id:miyabi-game:20180623032218p:plainプク助

クワイエットマン専用のアカウントも作りました!こちらで収集したご意見などを参考にしながら存分に楽しみたいと思います!」

f:id:miyabi-game:20180623005228p:plainみやび

「おもしろいといいね…」

 

つづく

 

 

 

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アニメ『ハイスコアガール』の感想

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ハイスコアガール

2018年放映 全12話

 

アニメ版ハイスコアガールを全話見終わった後の感想です。

ちなみに私はネットフリックスで見ました。

 

このアニメ、最初(第一話)は全然面白いと思えなくて(ごめんなさい)ずっと放っておいたのですが、舞台がうちのすぐ近所だと知ってもう一度見たらすごくおもしろかったんですね(今年は何故か川崎が舞台のアニメが多い)。

最初はなんか『団地ともお』のゲーム版みたいな感じだと思って見てしまって、そう考えるとギャグもスベッてるように思えたし時代背景もちゃんとしてない感じがして「懐古厨向け」のように感じられて拒否感が…(誤解でした!)

 

ざっと説明すると、1990年代の川崎市溝口(みぞのくち)を舞台にしたラブコメで、最初は小学生だった登場人物が高校生までになるまでのお話なんですけど、主人公の矢口春雄(ハルオ君)は生粋のゲーマーで、ドラマ内の時代の変化がそのまま90年代のゲーム史にもなってるっていう。

このゲーム史の描き方が本当に良くて、今例えばゲームに興味を持って雑誌や書籍で勉強したとしてもこのアニメに出てくるような当時の子供たちの置かれたゲーム環境や、街のゲームセンターの雰囲気なんかはわかり辛いと思うんですよね。

今のゲームセンターと当時のでは全然ちがうわけで。

60~70年代の学生運動の時代の映画館とか80年代のライブハウスシーンとかって、作品そのものよりも「場」の醸し出していた空気とかが非常に重要だったわけで、それと同じようなことが90年代のゲームセンターでもあったわけです。

ウメハラはゲームセンターで腕を磨いた」みたいな情報を今の若い子が想像する時にこのアニメは非常に役立つ資料にもなっているんですね。

ハルオ君はセガ好きで洋ゲーなんかも分け隔てなくやるのでマニアックな印象ですが、当時の書籍なんかから察するにそこまで珍しい感じでもなかったようです。

モータルコンバットにショックを受けるところは笑ってしまいましたが。

 

あとハルオ君はゲーム雑誌なんかもすごく読み込んでいてドラマ内でゲーム知識を披露することがよくあるのですが、この情報も正確ですごくためになります。

たとえばFPSを説明する時に「このゲームは映画のエイリアンのような作りなんだ」みたいなことを言うのですが、これ実際FPSっていうのはキャメロン監督『エイリアン2』を参考にして発明されたジャンルで。こんなマニアックな情報を何の興味も持ってない女子にサラッと言うところがちょっとアレですけどね。

物語の終盤にハルオ君が言う「俺たち子どもが時代の最先端を体感する手段はゲームしかないんだ!」というセリフにはグッとくるものがありました。

よく考えたら他にもいっぱいあったと思いますけど(私も大人になってからゲーム始めたし)、でもハルオ君が言うと「お…おう」と納得させられてしまいます。

 

ゲーム的な側面だけでもすごく良くできた作品なんですけどラブコメとしても非常におもしろいです。

ハルオ君には大野晶(トップ絵右)という格ゲーのライバルがいるんですけど、この子に対する感情の揺れがとてもよく描かれていて、共通の趣味を持つライバルとしての大野と恋愛対象としての大野がぐちゃぐちゃになってうやむやになったままゲーム大会で対戦したりっていう、笑って泣ける話が多くて素晴らしいです。

もう一人のヒロインである日高小春(トップ絵左)はハルオ君に近づきたくて共通の趣味としてのゲームにハマっていくのですが、そもそもゲームキチガイのハルオ君とは動機の違いの温度差でうまく噛み合わなかったり。

10代のこの感じ。体と心のバランスがあんまり取れてない未熟さは懐かしくて胸が締め付けられます。

 

この作品、実は権利関係で揉めて一時は存在が危ぶまれていました。

ドラマ内にハルオ君のスタンド的な感じでいろんなゲームのキャラたちがゲーム画面から飛び出してきたような姿で登場するのですが、どうやら出版側(スクエニ)がその許可を取っていなかったらしく…。

この頃スクエニは他のゲームでもホームページのイラストを他企業の広告写真からトレースしていたりして問題を起こしていました。

何とか無事に和解して、こうして現在見ることが出来て本当に良かった。

ゲーム好きなら必見の作品だと思います。

 

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RDR2序盤プレイ感想

RDR2が発売されて5日が経ちました。

毎日プレイするたびに新しい発見があり驚かされます。

「ここまでやるんか!?」といちいち感嘆しているうちにすっかり西部の世界で生活しているような気分に。ここまでの没入感はシェンムー以来かもしれません。

毎日薪を割り馬車の積み荷を運んで、コーヒーを飲んでから狩りへ行き、ウサギを追いかけては見失い、そこで偶然見つけた景色に感動して佇んでいる内に辺りはすっかり夜に…。

 

細部に神が宿り、寂れた街で暮らすことに楽しさを見出させてくれたシェンムー

ニコの惨めさや怒りが焼き付けられたようなGTAⅣのリバティシティ。

これらの要素がアメリカの西部に息づいているのを肌で感じます。

正直ロックスターがこちらの方向へ舵を執るのは意外でした。

箱庭シミュレーションとしてのこだわりとゲーム性がうまくミックスした『GTA:SA』と、それのリメイクである『GTAⅤ』とそのオンライン化。

こっちの路線で武器や乗り物やミッションの種類を増やしていく方向を望んだユーザーも多かったと思います。

でも、そうしなかった。

その結果、前作のRDRとも趣が異なる作品になってしまった。

 

GTAインスパイアゲームはPS2の頃からリアリティの脱却を図るものも多かったんですけど、そうするとやはり「ただ単にマップの広いゲーム」になってしまうんですよね。

ゲーム的に記号化されたオブジェクトを乱用していくとオープンワールドアイデンティティが薄まって、狭い地形を作り込んだ方が戦略性が増すので現実を模倣する意味はなくなります。

だから架空の南の島みたいなものを舞台にする作品が多いのかなと。

ロックスターのゲームは文化的な背景や多民族国家であるアメリカに拘ってきたので、そこで展開されるストーリーも勧善懲悪ではなくなります。

それは特に日本のゲームファンには受け入れがたい要素ですよね。

キャラデザインも出来ない、アメリカの文化もよく知らない、スーパーヒーローでもない、なんなら差別される側の視点でずっとプレイしなければならないわけで。

しかもバイオレンスやグロテスクまで引き受けなければならない。

 

で、ギャングや無法者になってもそこまで好き放題出来るわけじゃない。

これはもう意図的なもので、西部劇に詳しい方ならわかると思うんですがRDRの舞台である1890年頃はもうフロンティアの時代が終わっている頃なんです。

日本のゲームで言えばスパイクの『侍道』とかもそうです。

もう少し前の時代にさかのぼればインディアンをゾンビに変えて虐殺することも出来るけど。

なぜそこまでリアリティに拘るかというと、やはり時代や暴力に対する批評性が常に根本にあるからだと思います。

その作品性の高さがロックスターの魅力であるし、批判は覚悟の上かと。

 

今作RDR2はロックスターの集大成のような大作。

まだまだ序盤ではあるけど、とにかくプレイできることが嬉しくてしょうがないのです。

 

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ファークライ3 クラシックエディション(PS4)

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ファークライ3クラシックエディション

ユービーアイソフト

2018年7月5日

PlayStation 4PlayStation 3Xbox 360Microsoft WindowsXbox One

 

ファークライ3クラシックエディション』は2012年11月29日に発売された『ファークライ3』にDLCを追加して操作性等が改善されたもの。

クリア後の感想です(※ネタバレあり)

 

ストーリー

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南の島ルークアイランドへバカンスに来た主人公ジェイソンとその御一行。

ロサンゼルス出身のジェイソン3兄弟とその友人たちはエリートの富裕層で親のクレジットカードを使って遊び放題。

そんな彼らがこの島へ来たのはスカイダイビングをするためだったのだが…

 

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実はこの島はバース(写真右)率いる海賊たちに占領されていて薬物や人身売買が行われていた。ジェイソン達もあっという間に捕らえられてしまい身代金目的に監禁されてしまう。

兄のグラント(写真左)と共に脱出を試みるも途中で兄は射殺されてしまいジェイソンは一人島へ放り出されるところからこのゲームはスタートする。

 

脱出する途中で自分たちと同じように捕らえられた人たちが身代金を当てにできない貧乏人だという理由で次々と処刑されていく光景を目撃する。

まるで映画『ホステル』のような胸糞展開に序盤からこのファークライというゲームのオリジナリティが爆発している。

『ホステル』という映画はモテないアメリカの若者たちがスロヴァキアの田舎に売春目的で行ったところを拷問専門の人身売買業者に捕らえられて悲惨な目に会う映画なのだが、似ているのは胸糞悪い展開だけでなく「アメリカの調子こいた若者VS先進国から来たバカ旅行者をカモにする田舎の人身売買業者」という対立構造まで一緒だ。

間近で見る行為だけを見れば残虐な海賊どもこそ絶対的な悪のように思えるのだが、ろくに旅行先の情報も下調べせずに未開のジャングルが多く残る島へ呑気に観光しに来た主人公たちに対しても「自業自得なんじゃないか」という気持ちが少し沸いてしまいプレイヤーとしては何とも複雑な気分でのスタートとなる。

 

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命からがら脱出したジェイソンは島の住人であるデニスという男に助けられる。

どうやらこの島にはもともとの住民のほかにラクヤットという原住民で構成された組織があり海賊たちに対抗しているらしい。

デニスもその組織の一員で、ジェイソンの秘められた力を引き出すために彼の体にタトゥーを施し、ジェイソンは単身兄のかたき討ちと仲間の奪還に向かうのだった。

 

様々な楽しい要素

このゲームにとってタトゥーはとても重要な要素だ。

FPSゲームである今作だが、様々な行動に対して経験値が与えられ、それらを貯めてスキルを解放していくと腕のタトゥーが刻まれ強くなっていく。

RPGと同様のこの成長システムによってアクションゲームが得意でない人でも島中を冒険していくことで攻略を有利に進めていける。

この成長要素の中でも重要になってくるのがステルス要素。

本作はかなりステルス行動を推奨する仕様になっていて、敵の拠点を制圧する際にも「誰にも見つからずにクリア」の条件を満たすと力任せに乱戦して制圧した時の何倍もの経験値を獲得することが出来る。

腕に覚えのあるプレイヤーなら序盤の時点で必要なスキルを獲得して素早い攻略が可能だし、アクションが苦手な人もクエストの数をこなしていればいずれは攻略できるだろうし、慣れてくれば自ずとステルス操作も身について攻略の多様性に気が付く。

 

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このゲームのステルス要素はかなり楽しい。

拠点を見つけたら望遠カメラでマーキングして敵の死角を探す。岩陰や草の中から近付いて石ころでおびき寄せたりスナイパーライフルで狙う。

拠点にある警報器を無効化したり敵の捕らえた猛獣の檻を破壊して襲わせたりと、やみくもに突撃するよりもはるかに多彩な行動ができて楽しい。

以降のシリーズで改善されたが、この『3』では倒した敵を移動できないのだけが残念。倒した直後だけは運べるのだが、一度手を放してしまうと二度と運べなくなってしまうので注意が必要。

 

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ステルス以外にも特筆すべき素晴らしい要素にあふれている今作。

草木は燃え、広がって、木や家まで燃える。

高所をよじ登ったりグライダーやパラシュートで広大なオープンワールドを自由に飛び回れる。

島の隅々までに工夫を施された遊びが用意されていて、ストーリーを進める上では立ち寄ることのない洞窟や水中にも仕掛けがいっぱいあり、レリックという全部で120個ある島の遺物を集めてまわることで島の隅々まで存分に味うことが出来る。

任天堂の傑作オープンワールドゲーム『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』はかなりの部分で今作をお手本にしたんじゃないかと思う。

ちなみに初期のミッションで麻薬畑を焼き尽くすシーンで延々と流れる印象的な曲はSkrillexのMake iIt Bun Demという曲で、歌っているのはボブ・マーリーの実の息子であるダミアン・マーリーという粋な選曲だ。

 

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島に生息する野生動物の種類も豊富で、水中にはワニやサメもいる。

海賊・島の住民・野生動物が衝突する環境なので単調に思えるミッション中でも不測の事態が起こり緊張感を維持している。

海賊を倒しに行ったら偶然そこに通りかかった住民と銃撃戦になっていて、その様子を遠くで傍観していたらそこに野生のトラが乱入して全員喰い殺してしまう光景を目撃したことがある。

島全体が生きているようなダイナミズムを感じさせる今作のゲームデザインは素晴らしいとしか言いようがない。

しかもプレイヤーの拠点制圧の割合によってこれらの勢力図は塗り替えられていくので、例えばレースのミッションに海賊の邪魔がなくなって走りやすくなるなどの、プレイヤーの干渉による難易度のコントロールが出来てしまう。

しかもこういった「主人公が世界に干渉していく影響」というものをストーリーの細部に至るまで取り入れているところがこのゲームを破格な作品にしている。

 

主人公ジェイソン

このゲームはRPG要素が強いと書いたが、主人公であるジェイソンにはとてもじゃないが感情移入できない。それは意図的にそうなっている。

装備を作成するのに必要な動物の皮を剥ぐときには「うわぁ」「グロいな」などとボヤき、ストーリー上成長していく要所要所で「殺しが楽しくなってきた!」などと言い、助けた仲間たちにドン引きされたりする。

 

このゲーム、捉え方によってはプレイヤー批判のように思えるポイントがいくつかあるのだが、あえてそういった解釈を避けるためにジェイソンのような「ロサンゼルス出身のエリート」というガチガチの設定の人物を主人公にすることによって回避している。

 

バースの存在

誤解される要素は2つあるのだが、その一つが海賊のリーダーであるバースの存在だ。

ゲームでは重要なキャラクターに会うと、ストーリー上で仲間になるCIAの工作員に情報を提供してもらえるのだが、このバースだけは全てが謎に包まれていて何もわからない。

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ストーリーの中盤でバースと対決することになるのだが、バースの部屋の中には沢山のブラウン管が吊るされている。

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錯乱するジェイソンから見た自殺しようとするジェイソン。

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 床にばら撒かれた薬物によって錯乱状態になっているジェイソンに向かって「お前には俺を撃てないだろう」と挑発してくるバース。

この演出は捉え方によっては「殺人ゲームに興じるプレイヤーはジェイソンでありバースでもある」ので、バースを殺すということは自分を殺すということなのだとも受け取れる。

しかしこれは単にプレイヤーを攪乱させるためのブラフであり、ストーリーをちゃんと進めていればバースの言葉通りジェイソンの事だとわかる。

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刻々と狂っていくジェイソンはストーリー上できちんと描かれているし、ストーリーのラストでは「人殺しはもうたくさんだ。こんなことはもうやめるんだ。大勢の人を殺してしまった…俺はもう、ただの化け物なんだ。怒りに支配されているのを、ずっと感じるんだ。だけど、人間の心はまだ持っている…はずだ。きっと…あるはずだ」というジェイソンの言葉で締めくくられている。

 

不思議の国のアリス

もうひとつの誤解を生む要素が、ストーリーを進めていく要所要所で挿入される『不思議の国のアリス』の引用。

これは『不思議の国のアリス』自体が様々な解釈の出来る作品なので誤解を生みそうだが、引用されている「かわいそうな牡蠣の話」やチェシャ猫のセリフは、ジェイソン一向に降りかかった災難やルークアイランドの現状に合った箇所をチョイスして引用しているに過ぎない。

 ルークアイランドという島自体が、旧日本軍の基地があったり友好組織であるラクヤットが儀式として薬物を用いていたりと現実と非現実の境界線上にあるような環境であることも指しているのだろう。

終始無音で表示されていたアリスの文章が終盤になるとラクヤット(レリック)の音楽が流れることでそういった誤解は解けるはずだ。

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ストーリーの終盤、ジェイソンはラクヤットの女王シトラに仲間の首をはねるように命じられる。

ここでエンディングは分岐するのだが、首をはねることを拒むことでジェイソンの腕からはタトゥーが消え去り、彼はアメリカへ帰ることを決意する。

そう、『不思議の国のアリス』のラストもまた、不思議の国の残酷で逆らう者の首をはねるのが大好きな女王からアリスが逃げるところで目が覚めるというお話なのだ。

 

 

以上、ここまで語っても語りつくせないほど『ファークライ3』というゲームは魅力的で独特だ。オープンワールドの世界の中でここまでストーリーや島の形状から敵味方の行動までうまく噛み合って、さらにはプレイヤーまでをも攪乱してくる痛快な傑作は珍しい。

まだプレイしてない方は是非この正しく狂った世界を体験してほしい。

クラシックエディションでは追加コンテンツもあり操作性も改善されているのでこちらをお勧めしたい。

 

 

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