みやび通信

好きなゲームについて色々書いていきます。たま~に攻略記事あり。

パラノマサイトのロケ地探訪&終盤(ミヲの封印)の攻略ヒント

3月12日 日曜日の朝
今週発売されたゲーム、パラノマサイトが面白過ぎる。でも終盤のところでなかなか先へ進めず、突然思い立ちゲームの舞台である錦糸町へ行くことに。調べてみると結構近い。そういえば、浅草なんかは子供の頃からよく遊びに行っていたのに、そのすぐ近くの錦糸町とはまるで縁がなかった。楽しみ。

 

午前中の用事を済ませて武蔵小杉の駅に向かっている途中、デモと遭遇した。デモといっても高齢の女性が6~7名。中には車いすの方もいた。拡声器から発せられる「コオロギ反対!」という叫び声。いったい誰に向かって言っているんだろう。よく聞くと「ディープステート」という単語も出てくるので「陰謀論者がデモ?」と思っていると、「我々は!神真都(やまと)Q!」という絶叫。
あー、本当に存在していたのか、神真都Q!と、少しテンションが上がる。これまで反マスクデモは何度か見かけたことがあったけど、はっきりと団体名を名乗っているのは初めて見た。
そもそもパラノマサイトのオカルト部分に惹かれた私としては、現代の実在するホンモノの方たちと遭遇してしまったことで十分満足してしまった。帰りたい気持ちを抑えつつ電車に乗り込み錦糸町へと向かう。


錦糸町へ着くと駅前にずらりと並ぶ右翼の街宣車。あたりがやけに酒臭いと思ったらワンカップで酒盛りする老人の集団。灰皿も結構置かれているし、昭和が強すぎる。最新のビルの隙間に雑に詰め込まれる昭和の残骸。しかしよく見ればアンティークな喫茶店や、おいしそうな中華料理店なんかがあったりして、いかにも昭和の下町といった感じで親しみがわく。

 

まず最初に着いたのが「錦糸堀公園」。ゲームの最初の舞台となる場所だ。再現度高すぎて興奮。本当にゲームの中に入ってしまったかのような錯覚に襲われる。遊具や電話ボックスはなかったけど、イメージが崩れるほどではなく、頭の中で十分補完できる感じ。駅から直ぐの場所だし、ファンならここだけでも寄る価値はあると思います。

 

錦糸堀公園から歩いて約30分。次にやってきたのが「緑町公園」。ゲームでは木々に緑が生い茂っていたけど、季節のせいか葉が全部落ちて、面影は全く見られない。残念。ゲームでは木の陰に隠れる場面があったけど、木と木の距離が遠すぎる。というか、木が少ない。ここはもう、昭和の公園とは別物ですね。

 

さらにしばらく歩いて「両国橋」へ。ここはもう、両国駅から行った方がいいですね。現地へ着くと、ゲームのファンかどうかはわからないけど写真を撮っている若者が結構いました。

 

このあと両国駅の観光案内所に寄って『ムー』のガイドブックをもらう。表には置いていなくて、案内所の方に尋ねるともらえました。数が少ないのでそういうシステムにしているのだとか。そういえば今朝見たSwitchのダウンロードランキングでは3位か4位くらいにあった気がする。開発者インタビューでシナリオの石山さんが続編を出すためにも売れてほしいと言っていたけど、ファンとしてもそう願うばかり。

 

両国駅から見える距離にある「旧安田庭園」。ゲーム内の場所は特定できなかったけど、全体的な雰囲気は近いものを感じられる。石橋に柵がない。池は浅くて亀が泳いでいた。

 

最後、旧安田庭園から20分ほど歩いて「駒形橋」へ。本所七不思議ではないけど、ゲームでは印象的な会話が多くされる場所なので是非とも立ち寄りたかった。

すでに3時間程徒歩で移動し、ここからだと浅草駅に近い。これでも全部周れてはいないけど、もうすでに疲労困憊。しかし、パラノマサイトというゲームの世界を肌で感じられて大満足。
お薦めとしては、錦糸町駅から錦糸堀公園。両国駅から案内所→旧安田庭園→両国橋というコースが良いと思います。

 

 


【攻略のヒント】

ゲームの終盤、津詰徹生の「結末」ルート。ミヲに話しかけて順番通りに封印を解いていく場面でのヒント。

資料の本所七不思議の文章を頼りに、江戸時代に呪いによって死んでいった人間を順番に割り当てていきます。以下、文章の要約。

 

1.【鮒】置いてけ堀「父・甚吉と母・駒が失踪→娘・おトキが入水」

2.【提灯】送り提灯「男が黄泉がえりの秘術を使うため、若い夫婦と娘が死亡」

3.【椎の葉】落ち葉なき椎「浮世絵師が首吊った後、甚吉が首吊り」

4.【太鼓】津軽の太鼓「浮世絵師・千斎翁が首吊り」

5.【葦の穂】片葉の葦「夫が首を吊り、その妻も斬殺される」

 

4の【太鼓】に端を発した死の連鎖を推理することで道が開けます。

 

このルートを終えた後、進むべき道を見失った場合には「錦糸堀公園Part3」で色々試してみて下さい。