みやび通信

好きなゲームについて色々書いていきます。たま~に攻略記事あり。

さようならWiiU

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© Nintendo

WiiU

2012年11月18日

任天堂

 

先月発売された新型のニンテンドーswitchを購入し、ついに長年電源に繋ぎっぱなしだったWiiUとお別れすることに。そこで感謝の気持ちを込めて感想文でも書こうかと思ったのですが、これまで7年の間で遊んだタイトルを数えてみて自分自身の事ながら驚いてしまいました。

 

2013年に本体を購入してから私が遊んだタイトルは…

ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン(2013年3月30日発売)

スーパーマリオ 3Dワールド(2013年11月21日発売)

マリオカート8(2014年5月29日発売)

ゼノブレイドクロス(2015年4月29日発売)

幻影異聞録♯FE(2015年12月26日発売)

マリオテニス ウルトラスマッシュ(2016年1月28日発売)

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(2017年3月3日発売)

 

計7本。たったこれだけ…

よく考えたら特に思い入れがありません。

もともと『ドラクエⅩ』がやりたくて買ったのでドラクエ専用機になっていました。

WiiUドラクエスプラトゥーンの専用機になっているという話はよく耳にするので自分もそうだとは思っていたのですが、さすがに少なすぎます。

しかもこの中でおもしろいと思ったのってゼルダくらい。

WiiUのソフトで評判の高い『ゾンビU』『スプラトゥーン』『マリオメーカー』を今後やるかと言えば、まあやらないですね。

今ざっとWiiUのカタログを見ていても、特にやりたいゲームは無し。

 

全てはWiiから…

私が任天堂のハードに不信感を持ち始めたのは間違いなくWiiから。

任天堂自体は好きで、バーチャルボーイのソフトも集めてるし64やアドバンスの名作たちは今でも大切に保存しています。DSも3DSも好きです。

Wiiのゲームも好きなものは割とあって、特に『フォーエバーブルー』(名作!)は2作とも大好きだし今からでもやり直したいほど。

ただあの…モーションプラス(コントローラー)ね。

あれがどうしても好きになれませんでした。

あれを使う必然性のないプレイ場面でも使わせようとしてくるし、腕だけが疲れる。

「体感」という意味では後のVRゲームで使うのなら素晴らしい発明だったと思うのだけど、実際はテレビ画面に向かってポイントを当てなければならないので腕を常に上げてなくてはならなくて、すごくストレスを感じながらプレイしていました。

モーションプラスに向いているゲームならいいのだけど、そうじゃないものにまでぶっこんでくる感じがこちらの警戒心を高める結果に。

だからWiiUで欲しいゲームがあってもPS3PS43DSで同じものが出ていたらそっちを選んでいました。

案の定『マリオカート8』なんかはマップがゲームパッドにしか表示されず、テレビ画面の真下にわざわざ置き場を作ってプレイしたものです。本当に意味が解らないし、素人目から見てもセンスないんじゃないかと思ってしまいました。

あと『マリオテニス ウルトラスマッシュ』  ではアミーボという人形(別売り)を使ってパワーアップしたりできるんですけど、これも何が面白いのかわからなかったです。

アミーボはフィギュアとしては安くて良く出来ているので今でも部屋に飾っていますが、ゲームに上手く生かせていたかというと疑問が残ります。

ゲームハードに対してネガティブな感情を抱くことは全くないし、そのハードでしか出来ないゲームがあるなら価値のあるものだと思っていますが、WiiWiiUだけは性能に振り回されて本来の面白さを損なわせている作品もあったので個人的にはあまり良いイメージはありません。

ただ、これらのハードの持つ性能が現在のswitchやVRなどのゲームシステムに繋がる通過点としては重要なのだというポジティブな捉え方も出来ないことはないけど、WiiUが稼働していた7年間の間に発売されたタイトルが100本程度しかないのは客観的に見ても残念な感じがします。

 

WiiUの思い出

2013年にオンラインゲームである『ドラクエⅩ』をβテストから参加して、途中で2~3年休んで最近またプレイしているのですが、当時はドラクエWiiでプレイしている人が大半だったのでWiiU組は羨望の眼差しで見られていました。

ところが数年後に再度WiiUでログインしてみると状況は一変。Wiiでのサービスは既に終了していて、PC・PS4・switchでのプレイヤーが大半になっていました。

これはオンラインゲームプレイヤーの悪いところなんですけど、サービスの質が落ちてくるといちばん古いハードのせいにするんですよ!

WiiUのサービスなんか続けているからパフォーマンスが落ちる」「switchが出たのに未だにWiiUでプレイしてる奴は頭がおかしい」という意見がネットに溢れました。

実際そういう意見を目にしても特に何も感じなかったのですが、switchが発売されてから1年ほど経ったある日突然WiiUでのゲームプレイに支障が出始めました。

動作が重くなり、フレンドと同時にマップに入っても自分だけ3秒ほど遅れたりなど。

この一連の出来事は世代交代を直に感じられて感慨深かったです。ドラクエ自体は今後もWiiUでのサービスを続けていくらしいので出来れば続けたかったのですがHD容量の問題なんかもあって断念しました(switchで続けます)

 

あとは「Miiverse(ミーバース)」という2017年まで続いていた任天堂のオンラインサービスも印象に残っています。

2013年頃はまだスマホが一般的でなくてSNSも現在とは違う空気が流れていました(facebookが割と主流だった)

ミーバースでは自分がプレイしているゲームごとにチャットルームがあって、会話したりイラストを投稿できたりして、人気のあるイラストはWiiUホーム画面に反映されたりと、PS Homeの要素を持ったミクシィみたいな感じでした。

ただ現在のTwitterなどと比べても異質なのは、子供が多いことで、それによるトラブルも絶えませんでした。若い人があまり目立たなくて、SNS慣れした大人が子供同士のトラブルを処理したりと、今のネット上ではあまり見かけない光景が毎日繰り広げられていました。

 

まとめ

適当な感想をつらつらと書いてきましたが、結果的にWiiUがどうというよりWiiUを最初からオンラインに繋いでいたおかげでそこそこ楽しめた感じがします。

WiiUの成功したタイトルって『スプラトゥーン』や『マリオメーカー』などのオンラインありきのゲームばかりだし、前述したミーバースも含めて考えると短期間ながら独自の文化を形成していたのかなと思います。

正直switchには全く興味なかったし、唯一遊びたかった『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』はWiiUで済ませてしまっていたのですが、やはりswitchを買うきっかけになったのもオンラインサービスで。DL専用タイトルやインディゲームの充実は魅力的で、インディゲームなら例のコントローラーも使わなくて済みそうだし。

現在携帯モードでインディゲームを2作品ほどプレイしていますが、とても快適に遊べています。

「やっと普通に安心して遊べるハードを作ってくれた」という安堵感しかありませんが、バーチャルボーイ好きの私からすると複雑な気持ちでもあります。