みやび通信

好きなゲームについて色々書いていきます。たま~に攻略記事あり。

どうぶつの森 ポケットキャンプ(スマートフォン)

f:id:miyabi-game:20171127153636p:plain

どうぶつの森 ポケットキャンプ』

   任天堂企画制作本部

 2017年11月22日

 

どうぶつの森』の新作がスマートフォン向けゲームとして配信されました。

まだ5日ほどしか経っていませんが遊んでみた感想を書いてみたいと思います。

 

 

今までのシリーズと変わった?

私はシリーズで一番最初のニンテンドー64版からゲームキューブ版・DS版・3DS版2作を含む5作品を遊んでいますが、本作は初期のものから3DSとびだせどうぶつの森』の流れを汲む正統派寄りの続編といってよい出来だと思います。

 

近年の3DSハッピーホームデザイナー』やWiiuamiiboフェスティバル』のように別売りの商品(amiibo,amiiboカード)を買わなければ全ての要素を遊ぶことができず、ゲーム自体の作りもシリーズのファンから酷評されたということから起こる危惧も杞憂でした。

 

ハッピーホームデザイナー』では自分の家を持つことが出来ず、どうぶつ達の家をコーディネートするだけというこのゲームが本来持つ箱庭的な魅力を半減させる愚行に及んだため「もしかして作ってる人たちはこのゲームが何故ウケているのかわかってないのか?」と不安になったものです。そんなわけないんですけどね。『ハッピーホームデザイナー』はただの失敗作なので忘れましょう。

 

f:id:miyabi-game:20171127180516p:plain

 

今回は自分のキャンプ場が持てることに加えキャンピングカーを保有しています。

キャンピングカーの中は今までのシリーズでいう家とおなじように内部に家具も置けるし、2階建てに改造することもできます。

 

 

スマホ版になったことによる利点と欠点

まず、最初に実装されているボリュームはそこまで多くはないです。

しかしこれはDS版の頃から特定の場所やWi‐Fiで配信されたりしていたものがスマホによって全国のプレイヤーに向けて一律に配信されるのでむしろ進化したといってよいでしょう。大成功を収めた『Pokémon GO』に倣わず地方のプレイヤーにもやさしい作りなのはとても良いと思いました。

今後のアップデートで過去作のアイテムやキャラクターなどはいくらでも追加することが出来るのでシリーズ最多のボリュームになる可能性もあります。

売り上げ的に高いDS版と3DS版の良いところをしっかりと抑えた手堅い作りです。

 

このシリーズではゲーム内で現実と同じ時間が流れ、現実と同期した季節が流れていくのも楽しみの一つですが、今まではゲーム内時計をいじって季節を変えることが出来たのですが今作は当然それは出来ません。ですがフレンドなどのオンライン要素も増えたので純粋に遊べるようになったのはむしろ良いことだと思います。

今は冬だけど夏にしか捕れない魚がいたりしても、みんなスタートダッシュが同じなのでフレンドと一緒に盛り上がりそうですよね。

チャットがないのは子供用であったり任天堂の今までの経験から様子見しているのでしょうか。そこらへんもこの先の追加要素であるかもしれませんがトラブルなどを考えるとこのままでよい気がします。

 

ゲーム内で無課金でやれることを全部やろうとしても1時間もかからないのですが、ゲームの更新(やることが1周する時間)が3時間おきというのもよく考えられています。

やりすぎないように、そして遅れないようにという配慮が絶妙です。

 

 

課金要素は? 

おそらく多くの子供たちが遊ぶであろうこのゲームで課金要素は最も気になるところですが、今のところ大人のいわゆるコンプ厨向けにとどめている感じです。

基本的に家具を作ったり家を建てるのに数分から数十時間かかるのですが、その時間を短縮するのに課金のチケットを使います。それ以外にもいろいろな手間を短縮できるのですが、たとえば魚は釣りをして釣るのですが課金の網を使って大量に捕獲することもできます。

ですが・・・釣りしたいですよね子供は。

このゲームのキャッチコピーは一応スローライフということになっていますが長く遊べる要素としてたくさんのキャラクターやアイテムがあります。

古参プレイヤーは好きなキャラクターや家具を手に入れたいので、その場合はある程度効率的にゲームを進めていく必要があります。

それとは対照的にシリーズに初めて触れるような子供たちは現状手に入るもので楽しめるのでゆっくり釣りや虫捕りなどで遊んでいるだけで十分ですよね。

古いファン(大人)からはある程度お金を取って子供は無料で遊べるという任天堂パラダイムがしっかりとあって素晴らしいと思います。

 

 

今後の展開 

上にも書きましたが、このゲームはスローライフといってもハマればなかなか忙しいゲームです。レベルを上げるためにはすべてのどうぶつと仲良くならなければいけないし、そのために必要な家具も作らなければなりません

子供に合わせて追加要素を鈍らせれば課金してくれる大人は逃げてしまいますよね。

だから季節イベントをたくさん開催してそこで手に入るアイテムを多くしてほしいですね。

バランス的にはそれでも難しい気もしますが、現在絶好調のニンテンドースイッチで新作が発売されてそれと連動するかもしれません。そこは期待したいです。

 

これまでの『どうぶつの森』シリーズのファンで、ソシャゲだからと食わず嫌いしている人にも是非やってほしい良作です!!

 

 

 

 

 

みやび通信 (@miyabi_game01) | Twitter